研究課題
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生体組織内における大脳皮質椎体ニューロンの移動と軸索形成を胎仔脳スライス培養法により観察し、同時に、中心体のin situにおける可視化を達成し、ニューロン移動・軸索形成への関与様式を明らかにした。主な成果としては、1)多極型移動段階にあるニューロンにおいて中心体は最も盛んに伸長している突起に向かって動くこと;2)ロコモーション移動過程にあるニューロンにおいて核転位に伴い、核が中心体を追い越す局面が存在すること;3)ニューロンが移動しつつ後方に向かって軸索形成を行う際に、中心体は核の前方に位置したままであることを示した。これらの結果は、当該分野におけるこれまでの常識を覆すインパクトのあるものである。
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Neural Dev. 5
ページ: 23-23
Nature 465
ページ: 483-486
Nature
巻: 465 ページ: 483-486
Neural Dev.
巻: 5 ページ: 23-23
Neurosci.Res. 63
ページ: 294-301
Neurosci. Res. 63
http://www.med.nagoya-u.ac.jp/dev-bio/staff/sakakibara.html