研究課題
研究活動スタート支援
(1) gutlessウイルスベクターシステムであるhelper-dependent adenovirus vectors(HDAd)の作成に必要な293-cre細胞および 神経細胞に親和性の高いアデノウイルスゲノムを含むhelper virusを増幅させるために必要な293-fiber細胞の安定した細胞系を確立した。(2)一般的なHDAd を作成するために必要なhelper virusの大量調整を293-cre細胞を用いて行い、helper virusのストックを確保した。(3)神経細胞(後根神経節細胞)特異的なhelper virusの作成を293-fiber細胞を用いて行い、そのストックを大量に調整した。(4)疼痛治療の目的遺伝子であるglutamic acid decarboxylase (GAD) cDNAを含む、HDAd作成用のベクターpdelta28-EF-1-GAD-pAを作成した。また、pdelta28-TNF-siRNAベクターも作成した。(5)神経細胞特異的にターゲッティングするHDAdシステムについて、論文発表するとともに、学会発表も行い、今後の有用性と将来性についても公表、啓蒙を行った。
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すべて 雑誌論文 (4件) (うち査読あり 4件) 学会発表 (8件) 備考 (2件)
PLoS One 5
J Clin Invest 119
ページ: 2100-2112
Brain Res 1276
ページ: 11-21
Journal of Clinical Investigation 119
http://www.shiga-med.ac.jp/education/newresearch/2009_terashima.html
http://www.bcm.edu/news/item.cfm?newsID=1467