研究課題
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非アルコール性脂肪肝炎(Nonalcoholic steatohepatitis;NASH)は、単純性脂肪肝から肝炎を発症し、肝硬変・肝がんにいたる進行性で予後不良な疾患である。動物実験レベルでは、環境汚染物質と脂質代謝障害・脂肪肝の発症との間に関係があると報告されており、NASHと環境汚染物質の関係を解明することは重要と考える。様々な環境汚染物質が細胞質内にあるアリールハイドロカーボン受容体(AHR)に結合し、種々の反応を惹起することが知られている。申請者はAHRの活性化、つまり環境汚染物質がNASHの進行に関わっているのではないかと考え、その関係を明らかにする。
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すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (8件) 備考 (1件)
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http://www.med.kobe-u.ac.jp/gi/index.htm