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神経可塑性メカニズムの解明~抗うつ薬の創薬を目指して~

研究課題

研究課題/領域番号 21890167
研究種目

研究活動スタート支援

配分区分補助金
研究分野 精神神経科学
研究機関山口大学

研究代表者

山形 弘隆  山口大学, 医学部附属病院, その他 (10549934)

研究期間 (年度) 2009 – 2010
研究課題ステータス 完了 (2010年度)
配分額 *注記
2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2010年度: 1,235千円 (直接経費: 950千円、間接経費: 285千円)
2009年度: 1,365千円 (直接経費: 1,050千円、間接経費: 315千円)
キーワード神経可塑性 / うつ病
研究概要

神経分化誘導物質であるレチノイ酸存在下で低血清培養すると、神経由来細胞であるNeuro2Aは神経突起を伸ばすことが知られている。Neuro2AにGFPを発現させ、レチノイン酸で分化を誘導させ、蛍光顕微鏡でランダムに写真を撮り、樹状突起の長さを画像解析ソフトで測定・定量した。定量の方法にはSholl plot法を用いた。レチノイン酸刺激で神経突起伸長が定量できることが確認でき、定量法を確立することが出来た。次に、siRNAを用いてBubR1を特異的に減少させ、低血清で培養した。Neuro2Aはレチノイン酸などの神経分化誘導物質無しで突起を伸展させた。GFPとsiRNAを同時に細胞内に導入し、突起伸展後に蛍光顕微鏡で樹状突起の長さを測定・定量したところ、神経突起伸長が著明に亢進していることが明らかとなった。外在性にBubR1を高発現させた状態で、Neuro2Aの突起伸展を観察するため、BubR1のサブクローニングを行った。また、キナーゼ活性部位のDeietion Mutantをはじめ、BubR1の複数ミュータントを作成した。しかし、これらのタンパク発現をウェスタンブロットで確認したところ、発現が十分確認できなかったため、Flagタグを付けたBubR1も同時に作成した。その他、Morpholino oligoを用いて、siRNAとは異なる手法でBubR1のノックダウンを行った。神経突起伸展に伴ってBubR1が切断される可能性を考え、レチノイン酸やバルプロ酸刺激後にBubR1のウェスタンブロットを行ったが、BubR1切断フラグメントは検出できなかった。

報告書

(1件)
  • 2009 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2010

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件)

  • [雑誌論文] Maternal and genetic factors in stress-resilient and -vulnerable rats : A cross-fostering study2010

    • 著者名/発表者名
      Shusaku Uchida, et. al
    • 雑誌名

      Brain Research 1316

      ページ: 43-50

    • 関連する報告書
      2009 実績報告書
    • 査読あり

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公開日: 2009-04-01   更新日: 2016-04-21  

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