研究課題
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ナノ粒子タイプのマルチモダリティ対応型分子プローブの開発を目的とし、SPECT用核種である^<111>Inによる放射性標識γ-ポリグルタミン酸(γ-PGA)複合体を作製した。標的組織には数十nmの粒子径を有する粒子型プローブの利用が適するセンチネルリンパ節(SLN)を選択した。本プローブは全く毒性を示すことなく細胞に高く取り込まれた。また、SPECT/CT撮像において明瞭にSLNを描出した。以上より^<111>In標識γ-PGA複合体は、低毒性かつ高感度にSLNを描出可能な核医学診断用ナノ粒子として有用である可能性が示された。
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