研究課題
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エナメル上皮腫細胞株 AM-1にSprouty2を強制発現させMAPKのリン酸化を調べたところ、FGF 刺激によるMAPKのリン酸化は抑制するものの、EGF刺激ではむしろMAPKのリン酸化を増強した。またAktのリン酸化やBCL-xLの発現はEGF刺激で増強し、FGF刺激では逆に抑制する結果を得た。このようにSprouty2はFGF刺激により細胞増殖を抑制する一方で EGF刺激では抗アポトーシスに作用する。以上より、エナメル上皮由来のエナメル上皮種の増殖・分化にEGF刺激が深く関与しており、Sprouty2により増強されていることが示唆された。
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Biochem Biophys Res Commun. Volume 404, Issue 4
ページ: 1076-1082
Biochem Biophys Res Commun.
巻: 404 ページ: 1076-1082
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