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リモコン型アンケートシステムを利用した理科授業による生徒理解度の研究

研究課題

研究課題/領域番号 21906014
研究種目

奨励研究

配分区分補助金
研究分野 教育学・教育社会学
研究機関駒沢女子大学

研究代表者

佐藤 克行  駒沢女子大学, 中学校, 教諭

研究期間 (年度) 2009
研究課題ステータス 完了 (2009年度)
配分額 *注記
320千円 (直接経費: 320千円)
2009年度: 320千円 (直接経費: 320千円)
キーワードクリッカー / アンケート / 理解度
研究概要

リモコン型アンケートシステム、通称クリッカーを利用した中学2年生35名の理科授業実践報告をします。この研究目的は、「中学受験時、理科の勉強をしたか」などの前知識を問うことと、「示相化石のアサリがある場所はどんな所か」など、確認テストとして利用し、生徒の理解度にどれ程影響があるか確認しました。方法・結果ついて、次に示します。
(1)授業前
・教員が、予め授業の前知識の調査と確認テストを作成する。
(2)授業開始
・教員は、問題を掲示し、前知識の調査を行う。
・生徒は、生徒用リモコンを用いて、回答をする。
・教員は、クリッカーによる回答結果を、ボタン1つで示し、授業の重点項目を確認し、授業を進める。
(3)授業終了
・教員は、本日の小テストを掲示する。
・生徒の理解度データから、授業の組み立てを検討する。
メリットと感じた部分は、大きく3点ありました。1点目は、自分の授業の振り返りがしやすい。生徒のわからなかったポイントが、数字としてでるので、どこがいけなかったのか、判断しやすく、次回の授業組み立ての参考になりました。2点目は、生徒の小テストとしてのデータは、自動的にcsvで保存されているので、採点、成績処理をする必要がありません。3点目は、生徒全員が意思表示・参加できるシステムであることです。教員が当てなければ発言しない生徒が、自ら正解を出したいという意欲がわき、授業へ参加する姿勢に大きな変化が見られました。最後に、実験・実習の授業でもクリッカーを、使用しました。実験のある段階が完了した時点で、クリックし、知らせるという使い方をしたところ、実験のスピードが向上、集中度も増したという半面、内容はよくわからないといった結果になりました。実験時の使用方法については、引き続き検討していきます。

報告書

(1件)
  • 2009 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2009

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] ICTを使つた新しい授業づくりの紹介2009

    • 著者名/発表者名
      佐藤克行
    • 学会等名
      理科カリキュラムを考える会 夏の研究会
    • 発表場所
      東京大学
    • 年月日
      2009-08-16
    • 関連する報告書
      2009 実績報告書

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公開日: 2009-04-01   更新日: 2016-04-21  

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