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知的財産基本法におけるリスクマネージメントの研究者への教育が技術移転に与える影響

研究課題

研究課題/領域番号 21906033
研究種目

奨励研究

配分区分補助金
研究分野 教育学・教育社会学
研究機関奈良先端科学技術大学院大学

研究代表者

高畑 裕美  奈良先端科学技術大学院大学, 先端科学技術研究調査センター, 教務職員

研究期間 (年度) 2009
研究課題ステータス 完了 (2009年度)
配分額 *注記
500千円 (直接経費: 500千円)
2009年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
キーワード知的財産教育 / 産官学連携推進 / 少人数制レクチャー
研究概要

本研究の目的・意義・重要性
本研究では、産官学連携・技術移転を推進する活動に着目し、研究者に必要な知的財産関連知識は何であるか、更に効果的な知財教育手法について研究し、教育研究者へ知的財産基本法の重要性や特許出願の必要性の認識を高め、教育研究者への技術移転の理解を深める方法について以下の研究を行った。
1.知的財産整備事業およびスーパー産官学に採択され、強く産官学連携を推進している6大学の産学連携本部に対し、意識調査アンケートを行った。知的財産の基礎知識、契約に関する知識、契約書、外為法など必要とされる知識が何であるか、どのようなレクチャー形式で行っているかの情報を収集した。
その結果、教員が知的財産の重要性を認識するためには知財への苦手意識を軽減すること、基礎・中級知識を持ち、知財の利用方向について概要がつかめること、また教育資料作成においては著作権法の基礎を知ることが求められていることが分かった。契約書、外為法などの知識は、研究教育者に必ずしも必要ではなく、周囲において必要に応じ円滑にサポートできる体制があれば十分であることなどが分析できた。
2.レクチャー形式について上記同じ条件の大学にアンケートした結果、良いと思われる形式を見出した。各大学の出願件数、ライセンス件数なども含め検討した結果、知的財産関連のレクチャーが、およそ20人までの少人数制で、かつ聴衆側から前もって質問があることが一番効果的であることが分かった。加えて、レクチャー後の質問が一番多くなり、特許・技術移転に積極的な意識が見られるようになったケースも少人数制レクチャーの場合であった。
3.本学にて、知的財産基本知識の少人数制レクチャーを行った結果、出願件数増加、知的財産、著作権等の質問・問い合わせの増加、さらに特許を利用した外部資金獲得申請の増加が見られる結果となった。

報告書

(1件)
  • 2009 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2010

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] シーズ活用の方法2010

    • 著者名/発表者名
      高畑裕美
    • 学会等名
      第2回けいはんな研究シーズ紹介セミナー
    • 発表場所
      奈良文化会館
    • 年月日
      2010-01-13
    • 関連する報告書
      2009 実績報告書

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公開日: 2009-04-01   更新日: 2016-04-21  

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