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博士号取得者のキャリアパス~初等中等教育現場での活用に関する実践研究~

研究課題

研究課題/領域番号 21908006
研究種目

奨励研究

配分区分補助金
研究分野 教科教育学Ⅱ(理科系)
研究機関秋田県立秋田南高等学校

研究代表者

遠藤 金吾  秋田県立秋田南高等学校, 秋田県立大曲農業高等学校, 教諭

研究期間 (年度) 2009
研究課題ステータス 完了 (2009年度)
配分額 *注記
590千円 (直接経費: 590千円)
2009年度: 590千円 (直接経費: 590千円)
キーワード博士号取得者 / キャリアパス / 博士号教員
研究概要

【研究目的】近年、博士号を取得しても定職に就けない余剰博士が問題化していおり、博士号取得者をアカデミア以外の業界で活用しようという動きが盛んになっている。また、秋田県では、昨今問題視されている理科離れに鑑み、子どもたちの理数分野への興味・関心を高め、将来の科学技術・医療を担う人材を育成する事を目的として、全国に先駆けて理系の博士号取得者を対象とした教員採用試験の特別選考を行い、新たな博士のキャリアパスの開拓へとつながる試金石として注目を浴びた。申請者はこの選考による採用者であり、自らの教育実践を通し、博士号取得者に対して、初等中等教育の教員としてのロールモデルの提示を行っていくと同時に、学術界・教育界に対して、理系博士号取得者の初等中等教育の教員としての有用性を訴えていく。
【方法・結果】専門性を生かした授業・実習プログラムを開発し、秋田県内の小中高校において実践した。その実践報告を、日本理科教育学会、日本生物教育学会にて行った。文部科学省中央教育審議会大学院部会において、本研究の取り組みについて答弁を行った。
(http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo4/004/gijiroku/attach/1288749.htm)
【結果】日本理科教育学会、日本生物教育学会での実践報告、中央教育審議会での答弁の他、名古屋大学ノン・リサーチキャリアパス支援事業のパンフレット、文部科学省科学技術白書にて紹介されたことにより、博士号取得者に対してのロールモデルの提示を行い、学術界・教育界に対する、理系博士号取得者の教員採用の意義を訴えることができた。内閣府行政刷新会議においても博士号取得者を教育界で活用する方針が打ち出され、岩手県など、博士号取得者の教員採用が広がりつつあり、今後、本研究の成果が各方面で活用されていくことが期待できる。

報告書

(1件)
  • 2009 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2010 2009

すべて 学会発表 (2件)

  • [学会発表] プラスミドDNAの制限酵素処理と電気泳動の実践2010

    • 著者名/発表者名
      遠藤金吾
    • 学会等名
      日本生物教育学会 第88回全国大会
    • 発表場所
      仙台市(東北工業大学)
    • 年月日
      2010-01-10
    • 関連する報告書
      2009 実績報告書
  • [学会発表] 高等学校における分子生物学実験の実践~プラスミドDNAの制限酵素地図の作製~2009

    • 著者名/発表者名
      遠藤金吾
    • 学会等名
      日本理科教育学会 第59回全国大会
    • 発表場所
      仙台市(宮城教育大学)
    • 年月日
      2009-08-18
    • 関連する報告書
      2009 実績報告書

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公開日: 2009-04-01   更新日: 2020-05-15  

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