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Civil3Dによる意匠設計の教材開発とe-Learningシステムの構築

研究課題

研究課題/領域番号 21909022
研究種目

奨励研究

配分区分補助金
研究分野 教育工学
研究機関独立行政法人国立高等専門学校機構鹿児島工業高等専門学校技術室

研究代表者

長山 昭夫  独立行政法人国立高等専門学校機構鹿児島工業高等専門学校技術室, 技術室, 技術職員

研究期間 (年度) 2009
研究課題ステータス 完了 (2009年度)
配分額 *注記
570千円 (直接経費: 570千円)
2009年度: 570千円 (直接経費: 570千円)
キーワードAutoCAD Civil3D / 意匠設計 / 公園の空間デザイン
研究概要

1.はじめに
近年,土木分野における電子化が著しい.大学・高専などの高等教育機関でもその電子化に対応した教育活動が求められている.本研究では,パソコン上で公園の空間デザインが可能なAutodesk社のCivil3DとAutoCAD3Dを使用し,意匠設計における教材の開発とそのためのe-Learningの構築を行った.
2.Civil3Dによる公園周辺の設計
通常,公園の設計はその公園内部のみの設計しか行われない.しかし公園環境は外部環境に対して密接に関係しその使用用途や存在意義が変化する。そこで広範囲における土木構造物を設計可能なCivil3Dを使用し,公園周辺の外部環境を中心に再現してみた.今回再現したものは鹿児島県霧島市隼人町にある『隼入町児童公園』である.外部環境面積は全国平均公園密度(自然公園面積/総面積)を参考にし,公園の大きさの5倍以上とした.この児童公園に対するニーズで優先順位が高いものから,(1)老人のスポーツ活動・憩いの場(2)主婦の憩いの場(3)子供たちの遊び場(4)駅利用者の休憩の場ということが予想される.
3.AutoCAD3Dによる公園の設計
学生が製作した公園の模型のCAD3Dで再現した.公園の空間デザインで最も重要視されるものに入口からの公園を見た時の眺望が挙げられる.この眺めを魅力的にすることにより公園に集まる人々を増や効果が期待できる.今回はこの入口の眺望に絞り模型とCAD図面とを比較した.両者とも桜並木や公園奥に見える小高い山など、公園入口からの眺望を再現出来ている、またCAD図面もプレゼンテーションや事前資料としては十分に活用できる.また問題点としては,模型においては構造物全体が巨大化する傾向にあることがわかる.
4.e-learning構築
e-Learningでは,構造物のモデリングを中心に行う.教材で開発した構造物の設計方法・描写方法の詳細をflashで作成し学内サーバー上にアップロードする.
5.まとめ
意匠設計にcivil3D・AutoCADの設計を導入することで従来よりも多角的に公園の設計ができることがわかった.さらに電子化が進む業界に適応できる人材育成が可能だと考えられる.

報告書

(1件)
  • 2009 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2010 2009

すべて 雑誌論文 (1件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] Civi13Dによる意匠設計の教材開発とe-Learningシステムの構築2009

    • 著者名/発表者名
      長山昭夫
    • 雑誌名

      平成21年度 機器・分析技術研究 実験・実習技術研究会 報告集

      ページ: 162-163

    • 関連する報告書
      2009 実績報告書
  • [学会発表] Civi13Dによる意匠設計の教材開発とe-Learningシステムの構築2010

    • 著者名/発表者名
      長山昭夫
    • 学会等名
      平成21年度 機器・分析技術研究会 実験・実習技術研究会in琉球
    • 発表場所
      琉球大学
    • 年月日
      2010-03-05
    • 関連する報告書
      2009 実績報告書

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公開日: 2009-04-01   更新日: 2016-04-21  

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