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PBLを応用した初心者向けプログラミング教育用教材の開発

研究課題

研究課題/領域番号 21909025
研究種目

奨励研究

配分区分補助金
研究分野 教育工学
研究機関福井工業高等専門学校

研究代表者

堀井 直宏  福井工業高等専門学校, 教育研究支援センター, 技術専門職員

研究期間 (年度) 2009
研究課題ステータス 完了 (2009年度)
配分額 *注記
580千円 (直接経費: 580千円)
2009年度: 580千円 (直接経費: 580千円)
キーワードプログラミング教育 / 初心者向け / 教材開発
研究概要

内閣府の調査において,家庭へのパソコン普及率は80%を超え,ネット検索や,ワープロ,表計算及びプレゼンテーションソフトの利用は,実社会において「読み・書き・そろばん」レベルとなってきている。本校における情報リテラシー教育においても,既製品のアプリケーションソフトの使い方を教えるだけでは,学生が授業に対して技術的な新鮮味を得られない場合が見受けられた。一方で,プログラミング言語を用いたコンピュータプログラミングは,非常に自由度が高い演習課題を設定できるため,学習者の個性を引き出しやすく,レベルに合わせた魅力的な教材づくりが可能である.しかし,プログラミングは専門的で且つ難解だと思われており,プログラミングの学習に積極的でない学生が高い割合で存在するのも事実である。これらの問題を解決するために,授業手法と教材を再検討し,情報系を専門としない学生にも対応可能な,初心者向けプログラミング導入教育用教材について検討した。
本課題では,学ぶ目的(自分が作りたい作品)を先にイメージさせた後,Java言語による作品づくりを通じて,作品の完成に必要な道具(プログラムに必要な文法やアルゴリズム)を能動的に手に入れながら学習していくプログラミング教材の開発を目指した。作品づくりに必要な文法が,自習できるようなテキストの開発と,導入と補足説明の為のプレゼン教材を開発した。制作する作品の表現の中で,「条件分岐」や「繰り返し」,「配列」などの考え方を明確な目的意識の中で使うことにより,結果的にプログラミングに必要な知識と経験が得られることを期待した。学生も自分の作品についてプレゼンを行い,メンバー同士の技術の相互補完が可能となった。結果として,全くの初心者から始まったプログラミング教育において,1クール終了後の学生のアンケートからは,充分な満足度を得ることができた。

報告書

(1件)
  • 2009 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2010 その他

すべて 学会発表 (1件) 備考 (1件)

  • [学会発表] 初心者向けプログラミング導入教育用教材2010

    • 著者名/発表者名
      堀井直宏, 奥本幸, 下條雅史, 野村保之
    • 学会等名
      第57回応用物理学関係連合講演会
    • 発表場所
      東海大学
    • 年月日
      2010-03-18
    • 関連する報告書
      2009 実績報告書
  • [備考]

    • URL

      https://securel.gakkai-web.net/gakkai/jsap_pro/html/field/18/18_2.html

    • 関連する報告書
      2009 実績報告書

URL: 

公開日: 2009-04-01   更新日: 2016-04-21  

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