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指導方法選択に及ぼす教師の素朴概念とその影響に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 21910026
研究種目

奨励研究

配分区分補助金
研究分野 特別支援教育
研究機関宮城県特別支援教育センター

研究代表者

男澤 清勝  宮城県特別支援教育センター, 次長(指導主事)

研究期間 (年度) 2009
研究課題ステータス 完了 (2009年度)
配分額 *注記
500千円 (直接経費: 500千円)
2009年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
キーワード教師の素朴概念 / 指導法の選択 / 学習スタイル
研究概要

「教育現場」の認知心理学の成果の適応が進まない背景には、教師の持つ「学習」に対する素朴概念の存在が影響しているのではないかとの仮説から研究を進めてきたが、教師のドリル的な学習方法選択には明らかにその関与が認められた。しかも、年代に関係なくベテラン層から初任層まで、「学習」の基本は繰り返しを基本とするドリル的な学習であるという概念が根強く存在していることが分かった。これまで、いくつかの教材の素朴概念については学習者レベルで明らかにされてきているが、教師の「学習」そのものへの素朴概念の存在を明らかにできたことにより、次のような提案が可能になった。(1)安易にドリル的な学習スタイルを選択しない。(2)課題によって学習スタイルを選択する。(3)「できない子」への対応をドリル的な学習で行わない。又、提案の前提として、教員養成の過程や現場の研修の中で「学習」という現象についての理解を深めるための手立てが必要なことも分かった。多くの学習者がドリル的な学習を強いられている現状を踏まえて、教師の「学習」に対する認識をどのように形成、変更させていけるかが今後の課題として残っている。

報告書

(1件)
  • 2009 実績報告書

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公開日: 2009-04-01   更新日: 2016-04-21  

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