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中学生の性意識・性行動とコミュニケーションメディアの関係性について分析する

研究課題

研究課題/領域番号 21934010
研究種目

奨励研究

配分区分補助金
研究分野 健康・スポーツ科学
研究機関青梅重立第三中学校

研究代表者

小笹 祥子  青梅重立第三中学校, 公立学校養護教諭

研究期間 (年度) 2009
研究課題ステータス 完了 (2009年度)
配分額 *注記
380千円 (直接経費: 380千円)
2009年度: 380千円 (直接経費: 380千円)
キーワード携帯 / 中学生 / 性意識
研究概要

中学生の性意識と性行動を、携帯電話にスポットを当てその関係性を調査した。本研究は一般中学生502人を対象とした。質問紙による調査とインタビューを実施した。質問紙による調査は、自己記入記名式で実施した。調査項目は、携帯電話に関する項目、性意識に関する項目とした。携帯電話に関する項目は、予備調査を実施し項目決定をしだ。性意識の関する調査は、第6回青少年の性行動全国調査を参考に決定した。携帯電話は調査対象者の58%が所有している。男女の比較では女子の所有率が高い。携帯はメール利用が多く、一日の送信回数は30回以上、返信までの時間は30分以内、メールの返事が返ってこないとイライラする、携帯が手元にないと不安、と携帯に依存している傾向が示唆される。記名式質問紙調査のため性意識のみ調査しだ。結婚願望は高学年になるほど高率になるご結婚後の役割分担は学年、男女に大きな差は見られない。インタビュー調査から得られた結果から、男女交際に必要なツールとして携帯は不可欠であり、男女交際のコミュニケーション方法としてメールの重要度が高いと示唆された。携帯への依存傾向は質問紙調査でも示唆されているが、メール返信時間、返信回数、メール送信回数が男女交際の安定性に影響している。メール返信がない場合は、振られた、嫌われた、どうしよう等の不安感情と、むかつく、イラつく等の怒り感情が喚起されやすい。また、プログに交際状況を記載し、交際状況をオープンにする傾向もうかがわれる。結婚願望は、携帯高頻度使用群が高いと示唆された。

報告書

(1件)
  • 2009 実績報告書

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公開日: 2009-04-01   更新日: 2016-04-21  

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