研究課題/領域番号 |
21F21104
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研究種目 |
特別研究員奨励費
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 外国 |
審査区分 |
小区分56010:脳神経外科学関連
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
松丸 祐司 筑波大学, 医学医療系, 教授 (70323300)
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研究分担者 |
MUJAGIC ARNELA 筑波大学, 医学医療系, 外国人特別研究員
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研究期間 (年度) |
2021-04-28 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
2022年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
2021年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
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研究開始時の研究の概要 |
虚血性脳卒中において、活性酸素種は脳虚血再灌流直後に急激に増加して2次的組織損傷を誘発する。我々は、脳虚血病変の活性酸素種を効果的に消去できる薬剤であるレドックスナノ粒子が、虚血神経細胞の細胞質に取り込まれ、既存薬に比べて有意に神経保護効果により脳梗塞を抑制することを解明した。当研究では、大動物(サル)を用いて脳血管内治療技術を用いた脳虚血再灌流障害モデルを確立し、ヒトの病態に近い実験系によりナノ粒子の有効性を脳梗塞体積や神経症状の改善効果により検証し、その作用機序の解明を行う。本研究では、ヒトの脳主幹動脈閉塞に対する血栓回収療法時に使用できる新たな神経保護薬としての開発を行う。
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