研究課題/領域番号 |
21F21413
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研究種目 |
特別研究員奨励費
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 外国 |
審査区分 |
小区分58030:衛生学および公衆衛生学分野関連:実験系を含まない
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研究機関 | 滋賀医科大学 |
研究代表者 |
三浦 克之 (2021) 滋賀医科大学, 医学部, 教授 (90257452)
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研究分担者 |
MONIRUZZAMAN 滋賀医科大学, 医学部, 外国人特別研究員
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受入研究者 |
三浦 克之 (2022) 滋賀医科大学, 医学部, 教授 (90257452)
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外国人特別研究員 |
MONIRUZZAMAN 滋賀医科大学, 医学部, 外国人特別研究員
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研究期間 (年度) |
2021-11-18 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
中途終了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
2022年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
2021年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
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キーワード | イリシン / 脳血管病変 / バイオマーカー / 疫学 / 身体活動 / 認知症 |
研究開始時の研究の概要 |
Moniruzzaman氏は本学博士課程在学中から滋賀動脈硬化疫学研究SESSAに従事してきた。本研究は滋賀県草津市在住の一般住民のランダムサンプルを対象とした疫学研究であり、頭部MRIを含む詳細な検査を行って、動脈硬化性疾患や認知症の発症要因について探索している。Moniruzzaman氏は本研究における男性約1000人の5年追跡データおよび血液検体を用いて、身体活動のバイオマーカーとして近年注目されているイリシンと脳動脈硬化病変および認知症関連指標との関連を研究する。一般住民集団においてこれほど詳細に動脈硬化指標および認知症関連指標を調査している疫学研究はわが国ではほとんどない。
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研究実績の概要 |
Moniruzzaman博士は、滋賀動脈硬化疫学研究(SESSA)において、本研究課題遂行のための脳血管病変所見等のデータ整備に取り組み、論文執筆のためのデータ解析に従事した。また、SESSAは現在もデータ収集のためのフィールド調査を継続しており、その中で、各種データ収集のための作業にも貢献した。SESSAにおいては、多くの博士課程学生がデータ解析と論文執筆に従事しているが、Moniruzzaman博士は博士課程学生のデータ解析と論文作成の指導にも従事した。 Moniruzzaman博士の研究課題である身体活動バイオマーカーであるイリシンと脳MRIによる脳血管病変との関連の解析では、イリシンが高いほど脳血管病変の進行が抑制されていたことを見いだして、論文執筆を行った。論文は日本動脈硬化学会official journalであるJournal of Atherosclerosis and Thrombosis (IF 4.394) に2022年9月に採択され、2022年11月にオンライン出版された。以上のように、Moniruzzaman博士との共同研究は十分な成果が挙げられた。期間途中であるが、過去の研究業績が認められて米国NIHでの博士研究員のポストを得たため、さらなる疫学研究の発展のために異動することとなった。
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現在までの達成度 (段落) |
令和4年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
令和4年度が最終年度であるため、記入しない。
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