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放散虫群集の自動分類技術の開発と、古環境復元研究への応用。

研究課題

研究課題/領域番号 21F50807
研究種目

特別研究員奨励費

配分区分補助金
応募区分外国
審査区分 小区分17050:地球生命科学関連
研究機関九州大学

研究代表者

岡崎 裕典  九州大学, 理学(系)研究科(研究院), 准教授 (80426288)

研究分担者 TETARD MARTIN  九州大学, 理学(系)研究科(研究院), 外国人特別研究員
研究期間 (年度) 2021-11-18 – 2024-03-31
研究課題ステータス 採択後辞退 (2022年度)
配分額 *注記
2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
2022年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
2021年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
キーワード自動分類 / 電動ステージ顕微鏡 / ディープラーニング / 放散虫 / 珪質鞭毛藻 / 北太平洋
研究開始時の研究の概要

ケイ酸塩骨格を持つ海洋マイクロプランクトンの放散虫種の自動分類技術を発展させるため、太平洋およびインド洋の堆積物試料から堆積物コア試料を選定し自動分類のためのデータベースを作成する。外国人特別研究員がこれまで開発を行ってきた自動画像取得システムを九州大学に既設の光学顕微鏡に組み込み自動化を図り、自動分類技術を改良する。

研究実績の概要

外国人特別研究員は入国が可能となった2021年11月下旬に来日し2週間の隔離期間を経て12月中旬から九州大学において放散虫種の自動分類に関する研究を実施した。12月後半に高知コアセンターを訪問し、海底堆積物コアリポジトリを見学するとともに古海洋研究者および微化石研究者と議論をした。2022年1月初旬に産業技術総合研究所を訪問し、同研究所の機械学習研究者らに対してセミナーを行うとともに、同研究所の微化石自動分類および自動拾い出し装置を見学し意見交換を行った。2月初旬に国内の微古生物学研究者に対しオンラインセミナーを行い交流を深めた。3月に九州大学に導入された電動ステージ顕微鏡に外国人特別研究員が開発した自動分類プログラムを搭載し、顕微鏡写真撮影プログラムと連動できるよう設定した。九州大学に所蔵されている北太平洋高緯度域の堆積物試料を用いてプレパラートを作成し、セットアップした自動撮影・自動分類システムにより放散虫個体の写真を取り込み、機械学習のためのデータ蓄積を進めた。また、新たに珪質鞭毛藻群集の自動分類に取り組み、予察的な実験を行い珪質鞭毛藻個体のコントラストが大きいことを利用して効率的に他の粒子と画像処理で区別して抽出できることを確認した。また、堆積物試料の分割器とプレパラート作成のためのスライドガイドをデザインし3Dプリンターで製作した。ニュージーランドでテニュアポストを獲得したため3月末に離日した。

現在までの達成度 (段落)

翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。

今後の研究の推進方策

翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。

報告書

(1件)
  • 2021 実績報告書

URL: 

公開日: 2022-02-08   更新日: 2024-03-26  

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