| 研究課題/領域番号 |
21H00477
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| 研究種目 |
基盤研究(B)
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| 配分区分 | 補助金 |
| 応募区分 | 一般 |
| 審査区分 |
小区分01030:宗教学関連
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| 研究機関 | 天理大学 (2023-2024) 天理医療大学 (2021-2022) |
研究代表者 |
山本 佳世子 天理大学, 人文学部, 准教授 (10625445)
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| 研究分担者 |
平山 惠美子 藍野大学, 医療保健学部, 教授 (00389983)
打本 弘祐 龍谷大学, 農学部, 准教授 (20769129)
山田 慎也 国立歴史民俗博物館, 大学共同利用機関等の部局等, 教授 (90311133)
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| 研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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| 研究課題ステータス |
完了 (2024年度)
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| 配分額 *注記 |
12,350千円 (直接経費: 9,500千円、間接経費: 2,850千円)
2023年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2022年度: 5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2021年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
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| キーワード | 死者へのケア / スピリチュアルケア / 宗教的ケア / 死後の処置(エンゼルケア) / 病院付き宗教者 / 霊安室 / お見送り / お別れ会 / 葬送儀礼 / 死後の処置 / エンゼルケア / 死者へのおケア |
| 研究開始時の研究の概要 |
葬送儀礼の簡素化が急激に進み、「終活」と称して墓じまいや仏壇の処分も進んでいる。現代日本社会において、死者供養は不要になったのだろうか。多死社会において病院死が大勢を占める状況が今後も続くことが予想される中、本研究では、病院における死者の遇し方に注目する。全国実態調査及びインタビュー調査、フィールドワーク等の調査研究を通じて医療者が行う「死者へのケア」の意義、病院付き宗教者による布教伝道ではない「死者へのケア」の可能性等を検討し、「無宗教」者が多い日本において病院に求められる「死者の遇し方」の在り様と可能性を示すと同時に、現代日本人の死生観や宗教性の一端を明らかにする。
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| 研究成果の概要 |
本研究は、調査研究を通じて病院における「死者へのケア」の在り様と可能性を示すと同時に、現代日本人の死生観や宗教性の一端を明らかにしようとするものである。調査からは、病院では亡くなった患者は「死者」としてではなく、あたかも「生者」であるかのように扱われていることがわかった。その意味では病院での亡くなった患者へのケアは「死者へのケア」ではなく「生者から死者への移行におけるケア」であった。宗教者がいる病院ではその移行を後押ししようとするのに対し、一般の病院ではむしろ生者の側に引き止めようとしていることがわかった。それが「病院」という「生者」を対象にした施設の「死者の遇し方」であった。
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| 研究成果の学術的意義や社会的意義 |
多死社会に突入している現代日本において、葬送儀礼の簡素化が急激に進み、死者にどう向き合うかが課題の一つとなっている。多くの人が病院で亡くなる現状において、本研究は「無宗教」者が多い日本において病院に求められる「死者の遇し方」の在り様と可能性を示すと同時に、現代日本人の死生観や宗教性の一端を明らかにしようとするものである。 調査からは、病院では亡くなった患者は「死者」ではなくあたかも「生者」として扱われていることが明らかになった。それは「生者から死者への移行におけるケア」と言え、家族がその死を受け入れていくにあたって重要な意味を持つものである可能性が示された。
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