研究課題/領域番号 |
21H00902
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09070:教育工学関連
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研究機関 | 静岡大学 |
研究代表者 |
大島 純 静岡大学, 情報学部, 教授 (70281722)
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研究分担者 |
河野 麻沙美 上越教育大学, 大学院学校教育研究科, 准教授 (00539520)
松澤 芳昭 青山学院大学, 社会情報学部, 准教授 (40517017)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
17,030千円 (直接経費: 13,100千円、間接経費: 3,930千円)
2023年度: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2022年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2021年度: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
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キーワード | 知識創造型学習 / 一人一台端末時代 / 知識構築型学習 |
研究開始時の研究の概要 |
GIGAスクール構想の推進によって,学校場面で一人一台端末時代が到来する.本研究では,いち早く資質能力に着目するなど,知識獲得を超えた学びのあり方を探索してきた国立大学附属中学校と連携して,知識創造型学習理論に基づいた授業設計,それを支援するCSCLテクノロジーの導入,学習分析学による新たな評価の枠組みを用いてデザイン研究を展開し,一人一台端末時代の新しい学びの授業設計指針を確立する.そして,その実践記録を匿名化し,電子ポートフォリオとして,新たにこうした授業設計を行う多くの実践者に対して事例教材として提供できるようにする.
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研究実績の概要 |
GIGAスクール構想の推進によって,学校場面で一人一台端末時代が到来する.本研究では,いち早く資質能力に着目するなど,知識獲得を超えた学びのあり方を探索してきた国立大学附属中学校と連携して,知識創造型学習理論に基づいた授業設計,それを支援するCSCLテクノロジーの導入,学習分析学による新たな評価の枠組みを用いてデザイン研究を展開し,一人一台端末時代の新しい学びの授業設計指針を確立する.そして,その実践記録を匿名化し,電子ポートフォリオとして,新たにこうした授業設計を行う多くの実践者に対して事例教材として提供できるようにする. 本来,令和3年6月までに実践研究の授業設計打ち合わせ、第一回授業実践及びデータ収集を行い、令和4年3月までに、第一回実践データ分析、第二回授業実践計画の立案、第二回授業実践及びデータ収集、第二回実践データ分析、成果取りまとめを行う予定であった。しかし,新型コロナ感染症による影響で研究協力機関でのフィールド実験が困難となったために,令和5年1月末まで研究期間を延長し,実践を展開することとした. その結果,準備期間を長く取ることができ,その間に収集したデータの分析アルゴリズムについて深く議論する機会を得ることができ,その手法を用いた分析を展開し,授業設計の指針を得ることができた.
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
分析対象となるフィールドの変更(教職課程および大学初年次におけるPBL)に伴って,授業設計のために必要な機材やインフラを整備しやすくなり,遅れを取り戻すことができた.
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今後の研究の推進方策 |
大学の教職課程および初年次教育において,中等教育の近い学習者層をサンプルとして実験を展開することが可能となったために,授業を設計する自由度が高まった.前期に授業の設計を十分に検討し,夏季休業中の集中講義及び後期の半期にわたるPBLを対象として,実践活動中の多様な学習行為のデータを収集し,multimodal learning analyticsを適用して,有益な学習成果へのfeedbackを提供する.
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