研究課題/領域番号 |
21H00913
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09070:教育工学関連
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研究機関 | 園田学園女子大学 |
研究代表者 |
堀田 博史 園田学園女子大学, 人間教育学部, 教授 (60300349)
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研究分担者 |
榊原 洋一 お茶の水女子大学, 名誉教授 (10143463)
吉崎 弘一 大分大学, 学術情報拠点, 教授 (10351785)
田爪 宏二 京都教育大学, 教育学部, 教授 (20310865)
奥林 泰一郎 大阪大学, 大学院人間科学研究科, 招へい研究員 (60580941)
佐藤 朝美 愛知淑徳大学, 人間情報学部, 教授 (70568724)
今野 貴之 明星大学, 教育学部, 准教授 (70632602)
佐藤 鮎美 島根大学, 学術研究院人間科学系, 講師 (90638181)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
15,990千円 (直接経費: 12,300千円、間接経費: 3,690千円)
2023年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2022年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2021年度: 8,580千円 (直接経費: 6,600千円、間接経費: 1,980千円)
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キーワード | 幼児教育 / ICT活用 / タブレット端末 / 園のICT環境 / 保育者の情報活用能力 / 保護者の情報活用能力 / フレームワーク / 保育者 / 保護者 / 情報活用能力 / 園の情報化 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究では「幼児の遊びを止めない!」に着目し、保育の質向上のひとつの手法として幼児教育でのICT活用フレームワークの構築を目的とする。まず第一に、園と家庭を繋ぐICT活用が保育における幼児の直接体験や創造的な活動を強化する事例を収集し、共通点をガイドラインに整理する。第二に、整理されたガイドラインをもとに、教育工学や幼児教育、発達心理学、医学の専門家の多角的な意見を組み入れ、幼児教育全般に広げる。研究成果としての、活用事例集やガイドラインは随時Webサイトで公表・更新する。また学習サイトの構築及び園の情報化認定制度の設立では、長期運用による評価を積極的に国内外で発表・論文投稿し広く普及させる。
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研究成果の概要 |
園と家庭を繋ぐICT活用が保育における幼児の直接体験や創造的な活動を強化するために, ICT活用に先進的な取り組みをしている園へのインタビュー等を実施し,ガイドラインを作成,公開した。さらに,保育者及び保護者が自己評価できる情報活用能力チェックリストをそれぞれ作成,それらに対応したオンライン学習サイトを構築・公開,評価を得た。また,園の情報化認定制度を立ち上げ,オンライン学習サイトも構築している。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究が目指す学術的意義は,ECEC及び就学前教育の保育の質向上を目指すためのICT環境構築とその活用に関するフレームワークを考えることにある。ガイドラインや保育者・保護者の情報活用能力育成の基準を含めたフレームワークを構築することなど,科学的な知見を通じて幼児教育分野に反映させることは,日本でのECECや就学前教育において,保育の質が向上する過程を保証する事実やエビデンスがないこと,保育の質を測定する基準がないこと,さらにどうすれば保育の質が高められるか,という理念や精神論ではなく具体的事実が必要である,という指摘にも対応でき,幼児教育への学術的貢献に寄与すると考える。
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