研究課題/領域番号 |
21H00950
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分10030:臨床心理学関連
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研究機関 | 香川大学 |
研究代表者 |
大久保 智生 香川大学, 教育学部, 准教授 (30432777)
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研究分担者 |
久保田 真功 関西学院大学, 教職教育研究センター, 教授 (00401795)
白松 賢 愛媛大学, 教育学研究科, 教授 (10299331)
吉井 匡 香川大学, 法学部, 教授 (20581507)
石岡 良子 大阪大学, 大学院人間科学研究科, 招へい研究員 (30710032)
皿谷 陽子 人間環境大学, 心理学部, 助教 (50739761)
岡田 涼 香川大学, 教育学部, 准教授 (70581817)
金澤 潤一郎 北海道医療大学, 心理科学部, 准教授 (80632489)
徳岡 大 人間環境大学, 総合心理学部, 講師 (80780642)
岸 俊行 福井大学, 学術研究院教育・人文社会系部門(教員養成), 教授 (10454084)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
12,610千円 (直接経費: 9,700千円、間接経費: 2,910千円)
2023年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2022年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2021年度: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
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キーワード | 万引き / 店舗教育 / 再犯防止教育 / 学校教育 / 社会教育 / 万引き防止 / 予防教育 / 店員教育 / セルフレジ不正 / 高齢者 / アルバイト・パート / プログラム開発 / 矯正教育 / 再犯防止 / エコバッグを使用した万引き / 店舗 / レジ袋有料化 / 店員教育プログラム / 経済的搾取に対する脆弱性 |
研究開始時の研究の概要 |
近年、社会問題となっている万引きについて、本研究では、これまで独立して研究されてきた万引きの予防、万引きへの対応、万引きからの更生という一連のプロセスにおける地域との協働に焦点を当て、包括的な万引き防止教育プログラムの開発を行う。具体的には、万引きの予防、万引きへの対応、万引きからの更生の観点から、調査を実施し、それぞれの観点から調査結果に基づいてプログラムを開発し、効果検証を行う。
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研究実績の概要 |
本研究の目的は、これまで独立して研究されてきた万引きの予防、万引きへの対応、万引きからの更生という一連のプロセスにおける地域との協働に焦点を当て、包括的な万引き防止教育プログラムの開発を行うことである。2022年度は、(1)万引きの予防に関する研究、(2)万引きへの対応に関する研究、(3)万引きからの更生に関する研究のそれぞれにおいて、研究を推進した。(1)万引きの予防に関する研究では、高齢者を対象としたアンケート調査の分析を行った。そして、分析結果を高齢者向け教育プログラムの基礎資料とし、高齢者向け教育プログラムの開発を行った。(2)万引きへの対応に関する研究では、近年注目されているセルフレジ万引き対策の教育プログラムを開発し、その効果検証を行った。行動観察データ、アンケートデータ、インタビューデータを分析した結果、店員のコミュニケーションや視線が変わり、客や店員の評価も高いことが示された。そして、セルフレジでの万引きが25%減少し、セルフレジでの万引きをこれまでの3倍現認できるようになることが明らかとなり、セルフレジ万引き防止マニュアルも作成した。また、アルバイト・パートを対象としたアンケート調査の分析を行った。分析結果をアルバイト・パート向けの教育プログラムの基礎資料とし、アルバイト・パート向けの教育プログラムを開発し、アルバイト・パート向けマニュアルを作成した。(3)万引きからの更生に関する研究では、再犯防止プログラムの開発を行った。全米万引き防止協会のプログラムと同様に、WEB上で視聴可能な青少年向けプログラムと成人向けプログラムのコンテンツを作成した。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
万引きの予防に関する研究の中学生を対象とした調査はコロナ禍もあり、2022年度は実施できなかったが、2023年度前期に調査を実施し、教育プログラムを開発・実践する予定である。万引きからの更生に関する研究の矯正教育プログラムの開発もコロナ禍もあり、実施できなかったが、2023年度に開発・実践する予定である。万引きへの対応に関する研究は当初の計画以上に進行している。
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今後の研究の推進方策 |
万引きの予防に関する研究では、前期のうちに中学生を対象とした調査を実施し、その結果に基づいて教育プログラムを開発・実践していく。また、高齢者向け教育プログラムを実践していく。万引きへの対応に関する研究では、前期のうちに店舗責任者を対象としたアンケート調査の分析を行い、分析結果を店舗責任者向けの教育プログラムの基礎資料とし、店舗責任者向けの教育プログラムを開発し、店舗責任者向けマニュアルを作成していく。万引きからの更生に関する研究では、矯正正教育プログラムを開発し、実践していく。また、再犯防止教育プログラムでは、WEB上で視聴可能な高齢者向けプログラムのコンテンツを作成していく。
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