研究課題/領域番号 |
21H01304
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分21010:電力工学関連
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研究機関 | 埼玉大学 |
研究代表者 |
稲田 優貴 埼玉大学, 理工学研究科, 准教授 (00735532)
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研究分担者 |
前山 光明 埼玉大学, 理工学研究科, 教授 (00196875)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
17,810千円 (直接経費: 13,700千円、間接経費: 4,110千円)
2023年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2022年度: 5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円)
2021年度: 10,660千円 (直接経費: 8,200千円、間接経費: 2,460千円)
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キーワード | 活性種 / 大気圧プラズマ |
研究開始時の研究の概要 |
大気圧プラズマ内で生成される活性種の応用技術は、日々深刻化する環境・エネルギ・医療・食料問題の救世主と期待されるが、既存のプラズマでは選択的な大量生成が困難である。そこで本研究では申請者が近年、圧倒的な活性種生成能力を見出した「球雷放電」に対し、卓越したセンサを開発・適用することで、この新しいプラズマ現象を理解し、活性種の選択的な大量生成法を創出する。
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研究成果の概要 |
球雷放電をはじめとした大気圧放電によって生成される活性種の応用技術は、環境・エネルギー・医療・農業を筆頭に、幅広い分野への応用が期待されている。しかし、その生成機構には未解明な部分が多い。この一因としては、大気圧放電の挙動が非常に難解であるために、活性種の生成源である電子の密度や電界、さらには生成結果である活性種が現状技術では測定できないことが挙げられる。そこで本研究では、球雷放電の電子密度・電界・活性種が測定できるセンサをそれぞれ開発した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
大気圧放電の内部では、反応性に富んだ活性種が効率よく生成される。活性種の応用技術は、燃焼技術や環境汚染物質の浄化技術、特定疾患の選択的治療技術などに代表されるよう多岐にわたるが、適用が遅滞している事例も数多く存在する。これは、活性種の生成機構に未解明な部分が数多存在することが一因として挙げられる。本研究で開発したセンサ群を駆使することで、活性種の生成機構解明や活性種応用技術の最適化・新規適用を達成することが可能となる。
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