研究課題/領域番号 |
21H01505
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分23030:建築計画および都市計画関連
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研究機関 | 山口大学 |
研究代表者 |
鵤 心治 山口大学, 大学院創成科学研究科, 教授 (30264071)
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研究分担者 |
小林 剛士 山口大学, 大学院創成科学研究科, 准教授 (40553160)
宋 俊煥 山口大学, 大学院創成科学研究科, 准教授 (00725244)
白石 レイ 山口大学, 大学院創成科学研究科, 准教授(テニュアトラック) (20847321)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
17,160千円 (直接経費: 13,200千円、間接経費: 3,960千円)
2023年度: 5,850千円 (直接経費: 4,500千円、間接経費: 1,350千円)
2022年度: 5,980千円 (直接経費: 4,600千円、間接経費: 1,380千円)
2021年度: 5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
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キーワード | コンパクトシティ / まちづくり手法 / 集約型都市 / 広域都市圏 / エキスパートシステム / ポートランド市 / 区域区分 / 地方都市 / 都市再生 / 公共施設整備 / まちづくり / マンチェスター市 / 都市密度 / 松江米子広域都市圏 / 立地適正化計画 / 診療所立地 / 市街地密度 |
研究開始時の研究の概要 |
コンパクトなまちづくりを目指すことが求められている。本研究課題では、人口減少下の地方都市においてコンパクトシティを目標としているにもかかわらず、その具体的な計画プロセスや将来都市構造、アーバンデザイン手法が提示できていない点に着目して、海外都市の先進的なコンパクトシティ政策と日本の地方自治体のまちづくり計画を客観的にシステム化しながら将来都市像を可視化し、国際比較を通して地域協議に向けたコンパクトなまちづくり計画支援技術とアーバンデザイン技術、エリアマネージメント手法を提示することを目的としている。
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研究成果の概要 |
本研究では、コンパクトシティを実現させるために二つのアプローチを行い、国際比較を通してまちづくり計画立案支援手法を提案した。一つは、マクロな視点から、エキスパートシステムを用いて将来予測に基づいた広域都市圏の集約型土地利用の効果と課題について明らかにした。もう一つは、ミクロな視点から、コンパクトシティを実現するための主要な都市施設(駅、医療施設、図書館、市役所)の立地傾向と有効性を明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、人口減少社会下の地方都市において、コンパクトで持続可能な都市構造へ再構築するまちづくりプロセスと将来都市像を段階的に理解しながら協議を進めていく計画支援技術として提示した。「地方都市のコンパクトなまちづくりとは、どれくらいの期間でどのような都市構造になるのか」という予測を踏まえて、国際的事例を比較検討しながら地方都市のまちづくりを各主体間で議論することは、グローバルかつローカルな地域ニーズに応え、将来都市像を検討する上で極めて重要なステップであり、大きな意義がある。
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