細胞質雄性不稔性トマトの雄性不稔化と稔性回復の謎を解く

• 研究課題/領域番号: 21H02181
• 研究種目: 基盤研究(B)
• 配分区分: 補助金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分39030:園芸科学関連
• 研究機関: 筑波大学
• 研究代表者: 有泉 亨 筑波大学, 生命環境系, 准教授 (70575381)
• 研究期間 (年度): 2021-04-01 – 2025-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2023年度)
• 配分額: 17,030千円 (直接経費: 13,100千円、間接経費: 3,930千円); 2023年度: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円); 2022年度: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円); 2021年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
• キーワード: トマト / 雄性不稔性 / 花粉 / ゲノム解析 / 細胞質雄性不稔性 / F1採種 / ミトコンドリア

研究開始時の研究の概要

本研究は花粉が自動的に稔性を喪失する細胞質雄性不稔性の性質を備えたトマトにおいて、その花粉不稔化の分子機構の解明を目指している。細胞質雄性不稔性のトマトの花粉は発芽できないため、その理由を明らかにするとともに、雄性不稔の原因となる遺伝子の同定に取り組む。原因遺伝子はミトコンドリアにコードされるため、ゲノム編集技術を用いてその遺伝子を同定する。また、通常の稔性を有するトマトと、細胞質雄性不稔の性質を持つトマトの花粉におけるトランスクリプトーム解析等を利用し、雄性不稔化の分子ネットワークを解明する。