研究課題/領域番号 |
21H02189
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分39030:園芸科学関連
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研究機関 | 公益財団法人かずさDNA研究所 |
研究代表者 |
白澤 健太 公益財団法人かずさDNA研究所, 先端研究開発部, 室長 (60527026)
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研究分担者 |
住友 克彦 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構, 野菜花き研究部門, 上級研究員 (70391406)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
15,600千円 (直接経費: 12,000千円、間接経費: 3,600千円)
2023年度: 4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2022年度: 5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2021年度: 5,720千円 (直接経費: 4,400千円、間接経費: 1,320千円)
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キーワード | キク / 高次倍数体 / 遺伝解析 / ゲノム / トランスクリプトーム / エピゲノム |
研究開始時の研究の概要 |
高次倍数体の表現型を高精度に推定するために必要な、遺伝子型情報以外の因子を明らかにし、それに基づく遺伝解析技術を開発することが本研究の目的である。申請者らはこれまで、同質倍数体の遺伝子型を活用した遺伝解析手法の開発で実績を挙げてきた。この中で、高次倍数体の表現型の多くは遺伝子型だけではなく、アレル特異的な転写にも制御されている可能性を見出し、本研究を提案した。同質六倍体であるキクをモデルとし、ゲノム情報がアレル特異的な転写を引き起こす機構を明らかにし、高次倍数体の表現型値を予測できる遺伝モデルの構築を目指す。
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研究成果の概要 |
高次倍数体の表現型の多くは遺伝子型だけではなく、アレル特異的な転写にも制御されている可能性を見出してきた。同質六倍体であるキクをモデルとして、高次倍数体のゲノムにおけるアレル特異的な転写を引き起こす機構を明らかにすることを目的として本研究を実施した。キクの連鎖解析集団を栽培し、表現型の年次反復データを取得するとともにトランスクリプトームとエピゲノムのデータを取得し、キクの二倍体近縁野生種であるキクタニギクのゲノム配列を参照配列としてマッピングし、遺伝子の転写発現量を定量するとともに発現遺伝子のアレル頻度の歪みを明らかにした。同質六倍体であるキクの参照ゲノム配列の構築を行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
高次倍数体の表現型を高精度に推定するためには、従来の二倍体を対象とした分子遺伝学研究やゲノム研究の手法が適用できない場合が多い。本研究成果により高次倍数体の実用的な遺伝解析研究が大きく進展し、キクに限らずサツマイモやカキ、キウイフルーツ、イチゴなどの遺伝という現象をより深く理解できるようになることが期待される。
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