研究課題/領域番号 |
21H02404
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分43010:分子生物学関連
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研究機関 | 名古屋大学 (2023) 九州大学 (2021-2022) |
研究代表者 |
松本 有樹修 名古屋大学, 理学研究科, 教授 (60741519)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
17,420千円 (直接経費: 13,400千円、間接経費: 4,020千円)
2023年度: 5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2022年度: 5,850千円 (直接経費: 4,500千円、間接経費: 1,350千円)
2021年度: 6,500千円 (直接経費: 5,000千円、間接経費: 1,500千円)
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キーワード | Long non-coding RNA / Coding RNA / 翻訳プロファイリング / 機械学習 |
研究開始時の研究の概要 |
Long non-coding RNA(lncRNA)の定義は「タンパク質をコードしない200塩基以上のRNA」とされているが、われわれはこれまでに、一部のlncRNAがポリペプチドを翻訳することを明らかにしてきた。しかしこの発見により、どのようなRNAが翻訳され、どのようなRNAが翻訳されないのかということを規定する原理が不明であるという問題点が明らかとなった。そこで本課題では、翻訳プロファイリング法という新技術を駆使してcoding RNA/non-coding RNAの正確な分類を行い、さらに機械学習を用いてそれらの性質を解明することを目標とする。
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研究成果の概要 |
われわれは、Long non-coding RNA(lncRNA)の一部がポリペプチドを翻訳することを明らかにしてきた経緯から、次に真のlncRNAを同定することを目標とした。種々の翻訳プロファイリング法を用いて正確なcoding/non-coding RNAの分類が可能となり、5’capを持たないRNA群を同定した。5’cap構造を持たないが、予想に反してリボソームと相互作用が観察されたことから翻訳される可能性が示唆された。このようなRNAを人工的に発現させるレポーター系の構築を行ない、これらRNAの性質の詳細な検討が可能となった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
新種のRNAを同定したことはRNAの研究領域において非常に意義が高い。またそれら新種のRNAを解析するための実験系を構築したことから、今後これらRNAの意義がさらに明らかになることが期待される。
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