研究課題
基盤研究(B)
本研究ではBHBの抗炎症効果と神経可塑性に与える影響を調べ、効果発揮のメカニズムを検討する。さらにうつ病患者におけるBHBの有効性を確認するとともに、効果を認める患者の生物学的特徴を明らかにし、将来より個別性の高い治療へとつなげることを目指す。この炎症標的新規抗うつ薬を開発することにより、抗うつメカニズムの解明という学術的な側面はもちろん新しい治療的アプローチの確立という大きな社会的波及効果が期待できる。