研究課題
基盤研究(B)
難治性のCMS4がんに対し、がん幹細胞と間質が作り出す防御機構を阻害し、がん免疫抑制を克服する新規治療ストラテジーを構築することを目的とする。具体的には、①がん幹細胞特異的CD47の阻害、そして②間質特異的THBS1の阻害がそれぞれの機序で腫瘍の免疫細胞浸潤を上昇させるかを検討する。さらに、③これらを併用した「ハイブリッド療法」が高悪性度大腸がんに対する有効な治療法となりうるかの核心に迫る