研究課題/領域番号 |
21H03021
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分55040:呼吸器外科学関連
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研究機関 | 奈良県立医科大学 |
研究代表者 |
澤端 章好 奈良県立医科大学, 医学部, 研究員 (50403184)
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研究分担者 |
西川 武 奈良県立医科大学, 医学部附属病院, 技師 (30796339)
川口 剛史 奈良県立医科大学, 医学部, 講師 (40326335)
藤井 智美 奈良県立医科大学, 医学部, 准教授 (50623477)
森田 剛平 奈良県立医科大学, 医学部, 助教 (60533718)
大林 千穂 奈良県立医科大学, 医学部, 教授 (90223940)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
17,290千円 (直接経費: 13,300千円、間接経費: 3,990千円)
2023年度: 5,720千円 (直接経費: 4,400千円、間接経費: 1,320千円)
2022年度: 5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2021年度: 6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円)
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キーワード | Circulating tumor cells / size selection method / Cytology / 末梢血循環腫瘍細胞 / Size selection method / Lung cancer / Circulating tumor cell / Liquate based cytology / Lung Cancer / Surgery |
研究開始時の研究の概要 |
Circulating tumor cell (CTC)抽出力を高めるため新たに独自開発した安価なsoft micro pore filterを用いて、低侵襲である採血のみで収集可能な liquid biopsyの標的であるCTCの効率的な1)遺伝子情報、2)抗原性情報、3)分子生物学的特徴および4)病理・細胞学的特徴の探索や、肺癌術後再発のモニターとして有用であるかを検討する.
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研究実績の概要 |
新規末梢血循環腫瘍細胞(circulating tumor cell: CTC)回収フィルター(S-MPF)の精度向を、HCC827 (exon 19 deletion mutation positive)を用いて、1)乾燥固定、湿潤固定検体、2)免疫染色の忍容性を追試し、1)ギムザ染色、パパニコロウ染色で良好な永久プレパラートが作成、2)EpCAM5.2、CD45で免疫染色を実証した。 臨床におけるS-MPFの忍容性をCTC検出率前向き研究(UMIN00047648)で、CTC同定Positive16例(69.5%)、Indeterminate1例(4.3%)、Negative6例(26.1%)であり、従来法(ScreenCell)と63.4%(33/52)とほぼ同等の検出率とし証明した。 S-MPFを用いた実臨床でのCTC検査では、CTC以外に循環腫瘍由来内皮細胞(Circulating tumor related endothelial cells; CTEC)が検出され、CTEC異型のグレード化は腫瘍悪性度と関連があり、今後前向きの臨床研究でS-MPFでとらえた循環希少細胞(CTC, CTECなど)の臨床的意義を検証している。 なお、臨床検体を用いてCTCのliquid based biopsyにおけるS-MPFの有用性を1) 抽出CTCを用いた分子生物学的探索[a) immunocytochemistry、b) extraction of DNA and RNA and qPCR、c) next generation sequence (NGS)]、2)短期培養による(1)細胞増殖様態および(2)分子生物学的探索を検証する計画であったが、S-MPFの生産が一時中断しており、2024年10月まで提供されていなかったが現在は入手う可能となり、鋭意研究を進めていある.
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現在までの達成度 (段落) |
令和5年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
令和5年度が最終年度であるため、記入しない。
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