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皮膚の付属器官発生における老化活性の機能解明

研究課題

研究課題/領域番号 21H03122
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
審査区分 小区分57040:口腔再生医学および歯科医用工学関連
研究機関新潟大学

研究代表者

大峡 淳  新潟大学, 医歯学系, 教授 (40266169)

研究分担者 前田 健康  新潟大学, 医歯学系, 教授 (40183941)
川崎 真依子  新潟大学, 医歯学系, 准教授 (40584587)
研究期間 (年度) 2021-04-01 – 2024-03-31
研究課題ステータス 完了 (2023年度)
配分額 *注記
17,550千円 (直接経費: 13,500千円、間接経費: 4,050千円)
2023年度: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2022年度: 5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2021年度: 7,930千円 (直接経費: 6,100千円、間接経費: 1,830千円)
キーワード老化 / 器官形成 / 再生 / 老化シグナル / 皮膚の付属期間
研究開始時の研究の概要

歯は、毛髪などと同じ皮膚の付属器官に属する。全ての皮膚の付属器官が先天的に欠如する遺伝性疾患の存在は、胎生幹細胞がダイレクトに歯胚細胞へ分化するのではなく、皮膚の付属器官への運命決定を行った後に、歯胚細胞への分化を決定している事を示している。本研究は、胎生幹細胞の分化決定メカニズムを解明することにある。本申請の成果により、歯の再生療法の確立にとって必須の幹細胞の歯胚細胞への分化誘導が可能となり、歯の再生実現の基盤となる事が期待される。

研究成果の概要

歯の再生の実現には幹細胞の利用が欠かせない。しかし、幹細胞の歯胚細胞への正しい分化誘導という最も重要な部分の解決が未だなされていない。歯は、毛髪などと同じ皮膚の付属器官に属する。全ての皮膚の付属器官が先天的に欠如する遺伝性疾患の存在は、胎生幹細胞がダイレクトに歯胚細胞へ分化するのではなく、皮膚の付属器官への運命決定を行った後に、歯胚細胞への分化を決定している事を示している。皮膚の付属器官の発生において、老化シグナルが発現していることが確認された。その発現部位やパターン、その発現強度は、器官間で異なることに加え、同じ器官の中でも、時期により大きく異なっていた。

研究成果の学術的意義や社会的意義

歯の再生は、21世紀で成し遂げるべき医療であり、その実現には幹細胞の利用が必要となる。そのためには、幹細胞の歯胚細胞への正しい分化誘導法の理解が欠かせない。歯は皮膚の付属器官の一つである。本研究では、皮膚の付属器官の発生器官中に老化シグナルが発現することを見出した。本研究成果は、幹細胞を用いた歯の発生治療の確立に大きく貢献できる。

報告書

(4件)
  • 2023 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2022 実績報告書
  • 2021 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて 2023

すべて 学会発表 (3件) (うち招待講演 1件)

  • [学会発表] MicroRNAは中顔面形成において老化シグナルを抑制している2023

    • 著者名/発表者名
      大峡 淳
    • 学会等名
      第5回オーラルサイエンス研究会
    • 関連する報告書
      2023 実績報告書
    • 招待講演
  • [学会発表] MicroRNAs inhibit senescence in craniofacial development2023

    • 著者名/発表者名
      Finsa Tisna Sari, Vanessa Utama, Katsushige Kawasaki, Maiko Kawasaki, Jun Nihara, Kazuaki Oosawa, Takehisa Kudo, Madoka Kitamura, Takeyasu Maeda, Atsushi Ohazama
    • 学会等名
      新潟歯学会. 第2回例会
    • 関連する報告書
      2023 実績報告書
  • [学会発表] 胎児酸素環境に依存した重層扁平上皮の発生機序2023

    • 著者名/発表者名
      目黒史也, 川崎勝盛,川崎真依子,北村円,Jean Rosenbaum,大峡淳
    • 学会等名
      第5回口腔医科学フロンティア研究会
    • 関連する報告書
      2023 実績報告書

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公開日: 2021-04-28   更新日: 2025-01-30  

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