研究課題/領域番号 |
21H03245
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58060:臨床看護学関連
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研究機関 | 摂南大学 |
研究代表者 |
稲垣 美紀 摂南大学, 看護学部, 教授 (60326288)
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研究分担者 |
大田 博 福岡大学, 医学部, 講師 (10739775)
緒方 久美子 福岡大学, 医学部, 教授 (00309981)
稲垣 範子 摂南大学, 看護学部, 講師 (90782714)
長沢 美和子 摂南大学, 看護学部, 助教 (30845748)
小堀 栄子 摂南大学, 看護学部, 教授 (00422931)
瀬戸 奈津子 関西医科大学, 看護学部, 教授 (60512069)
岡田 彩子 日本赤十字看護大学, さいたま看護学部, 教授 (10425449)
竹下 裕子 (吉田裕子) 摂南大学, 看護学部, 准教授 (10437668)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
15,080千円 (直接経費: 11,600千円、間接経費: 3,480千円)
2023年度: 6,630千円 (直接経費: 5,100千円、間接経費: 1,530千円)
2022年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2021年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 冠動脈血行再建術 / セルフケア / 遠隔 / 心筋梗塞 / 循環器看護 / 遠隔支援 / ヘルスリテラシー |
研究開始時の研究の概要 |
冠動脈再建術後患者は、再発予防のために適切なセルフケアの実践が求められる。適切なセルフケアの実践には、必要な情報を得て、情報を理解し利用するための個人の意欲や能力であるヘルスリテラシー(HL)を高めることが重要である。日本人のHLは低く、セルフケア不足による再発や過度な生活制限によるQOL低下が危惧されている。したがって、個々の患者のHL特性に合わせた患者教育モデルを作成し、在宅での遠隔支援を視野に入れたシステムを開発する必要がある。本研究では、冠動脈再建術後患者を対象とし、HLの向上を目指した在宅遠隔セルフケア支援システムを開発・運用し、その有効性を検証する。
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研究実績の概要 |
・冠動脈血行再建術を受けたことのある外来通院中または入院中の患者15名を対象とした面接調査を行った。面接結果より、冠動脈血行再建術後患者がセルフケアに必要な情報を獲得及び理解する上での課題と期待する支援が明らかになった。本結果については、2023年度中に国内の学会にて発表を予定している。 ・冠動脈血行再建術を受けたことのある外来通院中または入院中の患者300名程度を対象とした質問紙調査を実施している途中である。本結果より、冠動脈血行再建術後患者のセルフケア、ヘルスリテラシー、ソーシャルサポート、QOLの関連について明らかにする。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
質問紙調査は、約300名を予定していたが、研究協力施設での対象者の選定と依頼・用紙の配布と回収作業の調整が予定通りに実施できなかったため。
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今後の研究の推進方策 |
2023年度は、研究協力施設を追加し、質問紙調査を継続する予定である。
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