研究課題/領域番号 |
21H03435
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分60060:情報ネットワーク関連
|
研究機関 | 関西大学 |
研究代表者 |
滝沢 泰久 関西大学, 環境都市工学部, 教授 (50395050)
|
研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2026-03-31
|
研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
|
配分額 *注記 |
16,900千円 (直接経費: 13,000千円、間接経費: 3,900千円)
2023年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2022年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2021年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
|
キーワード | MIMO / 異種無線 / チャネルボンディング / 遅延 / SU-MIMO / アンテナ分配 / 無線ネットワーク / beyond 5G / 帯域拡大 / 共有アンテナ |
研究開始時の研究の概要 |
今後の5G環境において,無線モバイル通信環境は,異種無線システムが周波数的により広範囲に離散し,かつそれらのアンテナが相当数配置されることになる.本研究課題は,このような無線モバイル通信環境において単一無線システムの容量限界を大きく超えた広帯域通信の実現のために,無線システムが有する多数のアンテナを,周波数的に離散した複数の異種無線システム間で共有し,かつ最適に分配割当て,複数の離散MIMOチャネルを構成し,複数MIMOチャネルの総容量最大化を図る.さらに,これらを単一仮想チャネルとする合成方式の確立を目的とする.
|
研究実績の概要 |
昨年度のSU-MIMOでの基地局と1移動端末のP-to-P通信における遅延均等化に基づく異種無線間のアンテナ割り当て方式を実装しシミュレーション評価からその有用性を確認した.また,本方式をSU-MIMOにおいてP-to-MP通信へ拡張適用を図りるため,その基本構成方式を検討した.
|
現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
方式評価のために,外注により方式をネットワークシミュレータQualNetへ実装する予定であったが,実装を請け負う外注先がなく,自身らで実装を行なったために,これに多くの時間を要した.
|
今後の研究の推進方策 |
考案方式をSU-MIMOにおいて基地局と複数端末によりP-to-MP通信へ実装し,評価を行う.また,本方式をMU-MIMOへ拡張を図る.
|