研究課題/領域番号 |
21H03457
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分61010:知覚情報処理関連
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
青木 孝文 東北大学, 情報科学研究科, 教授 (80241529)
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研究分担者 |
伊藤 康一 東北大学, 情報科学研究科, 准教授 (70400299)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
17,290千円 (直接経費: 13,300千円、間接経費: 3,990千円)
2023年度: 5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2022年度: 5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2021年度: 6,370千円 (直接経費: 4,900千円、間接経費: 1,470千円)
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キーワード | 画像,文章,音声等認識 / バイオメトリクス / 画像照合 / 位相限定相関法 / 人工物メトリクス |
研究開始時の研究の概要 |
画像に含まれる生体/人工物について,対象固有の特徴量(ID情報)を抽出し,識別・分類・加工・保護するとともに,そのID情報を転写した新たな画像を合成するなど,一連の基本操作を体系化し,基本操作アルゴリズムライブラリを整備する.その際に,GPUやFPGAなどを用いたメニーコアアーキテクチャへの実装についても検討する.これに基づき7つの分野の応用研究を行い,有効性を実証する.
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研究実績の概要 |
本年度は,以下の3項目について研究を実施した. 1. 前年度に検討した画像に含まれるID情報の抽出・識別・分類・加工・保護・転写などの基本操作アルゴリズムの性能評価を行うとともに,発展性のあるフレームワークとして体系化することを検討した.具体的には,(A) 画像中に含まれる生体/人工物が有する対象固有の特徴量を抽出する「ID情報の抽出」アルゴリズム,(B) ID情報に基づいた識別・分類を行う「ID情報の識別・分類」アルゴリズム,(C) ID情報の圧縮,符号化,暗号化,ハッシュ化などの「ID情報の加工・保護」アルゴリズム,(D) 人物画像から抽出したID情報を転写・保持する「ID情報の転写(埋め込み)」アルゴリズムの性能評価および統合フレームワークの構築を検討した.位相とスパースコーディングを組み合わせた新しい生体特徴表現に関する論文が海外の著名な学術雑誌に掲載された. 2. 項目1で検討した基本操作アルゴリズムに関するライブラリ構築を行った. 3. 前年度に引き続き,項目1で検討した基本操作アルゴリズムに基づいて,①手や顔を対象とするバイオメトリクス,②なりすまし攻撃の検知,③テンプレート保護,④医用画像解析,⑤法医学的個人識別,⑥物体指紋技術(人工物メトリクス),⑦認証可能アバターに関する実証研究を行った.各実証研究において顕著な成果が得られており,学術雑誌論文にそれらの成果が掲載されるとともに,著名な国際会議で多くの成果発表を行った.
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
研究計画時に予定している通りに進んでいる.次年度についても,当初の研究計画通りに進めて問題ないことを研究参画者の間で確認している.
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今後の研究の推進方策 |
次年度は,本年度までに検討した各種基本アルゴリズムを発展させ,各種実証研究の実施を通してその有効性を実証するとともに,新しい応用への展開を検討する予定である.
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