研究課題/領域番号 |
21H03488
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分61020:ヒューマンインタフェースおよびインタラクション関連
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研究機関 | 大阪産業大学 |
研究代表者 |
中山 雅人 大阪産業大学, デザイン工学部, 教授 (90511056)
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研究分担者 |
高橋 徹 大阪産業大学, デザイン工学部, 教授 (30419494)
西浦 敬信 立命館大学, 情報理工学部, 教授 (70343275)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
17,420千円 (直接経費: 13,400千円、間接経費: 4,020千円)
2023年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2022年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2021年度: 7,020千円 (直接経費: 5,400千円、間接経費: 1,620千円)
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キーワード | 音響テレイグジスタンス / 音像ホログラフィ / パラメトリックスピーカ / 光レーザマイクロホン / マイクロホンアレー |
研究開始時の研究の概要 |
本研究では音像ホログラフィを用いた音響テレイグジスタンス技術の基盤開発に向けて,研究期間内に次の点を明らかにする. (A) 次世代3次元音響システム(音環境の再合成):音オブジェクトの方位に加えて距離も制御可能な錯覚型音像ホログラフィの開発 (B) ピンスポット/エリア集音システム(音環境の集音・分析):音オブジェクトを選択的に集音可能なピンスポット/エリア集音システムの開発 (C) 音響テレイグジスタンスシステムの総合開発:(A)と(B)を統合した音響テレイグジスタンスシステムの開発
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研究実績の概要 |
本研究課題では,離れた空間にある音源をピンスポット集音し,それを現実空間に仮想音源としてリアルタイムで相互に重ね合わせる世界初の音響テレイグジスタンスに挑戦する.加えて,音像ホログラフィをさらに発展させ,従来のサラウンドシステムとパラメトリックスピーカを組み合わせた,聴覚の錯覚現象に基づく,次世代の仮想音源再生技術(錯覚型音像ホログラフィ)にも挑戦し,音響テレイグジスタンスシステムの総合開発を試みる.本研究を推進するために,以下の3つの点を明らかにする計画である. (A) 次世代3次元音響システム(音環境の再合成):音オブジェクトの方位に加えて距離も制御可能な錯覚型音像ホログラフィの開発 (B) ピンスポット/エリア集音システム(音環境の集音・分析):音オブジェクトを選択的に集音可能なピンスポット/エリア集音システムの開発 (C) 音響テレイグジスタンスシステムの総合開発:(A)と(B)を統合した音響テレイグジスタンスシステムの開発 2022年度では,次世代3次元音響システムとピンスポット/エリア集音システムの実現に向けて様々な基盤研究を継続して実施し,本研究課題のシステム開発に必要な音響実験用の簡易スタジオの構築を行った.世界的な半導体不足により,音響機材の手配が困難となる状況ではあったものの,ほぼ計画通りに音響実験用の簡易スタジオが完成した. 各研究課題の研究成果として,論文2編,解説記事1編,信学技報2編,国際会議発表4件,国内学会発表:18件(うち招待講演2件)の研究成果が得られた.
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
各研究課題の要素研究に関して,十分な研究成果が得られていることから,おおむね順調に進展していると判断する.昨年度から繰り越した予算も活用し,音響実験用の簡易スタジオが完成し,システム開発に向けた実験も着実に進んでいる.それ以外では,研究課題で設定したマイルストーンを着実に実行できており,その上で,研究課題に付随する様々な基盤研究を遂行できた.
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今後の研究の推進方策 |
次年度である2023年度では,完成した音響実験用の簡易スタジオを活用し,様々な音響実験を実施する計画である.また,各研究課題の要素研究も継続して実施する.
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