研究課題/領域番号 |
21H03813
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分90110:生体医工学関連
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研究機関 | 国立研究開発法人物質・材料研究機構 |
研究代表者 |
吉冨 徹 国立研究開発法人物質・材料研究機構, 高分子・バイオ材料研究センター, 主幹研究員 (20585799)
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研究分担者 |
陳 国平 国立研究開発法人物質・材料研究機構, 高分子・バイオ材料研究センター, グループリーダー (50357505)
松井 裕史 筑波大学, 医学医療系, 講師 (70272200)
川添 直輝 国立研究開発法人物質・材料研究機構, 高分子・バイオ材料研究センター, 主席研究員 (90314848)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
17,420千円 (直接経費: 13,400千円、間接経費: 4,020千円)
2023年度: 5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2022年度: 4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2021年度: 7,020千円 (直接経費: 5,400千円、間接経費: 1,620千円)
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キーワード | 光線力学療法 / ポルフィリン / 局所投与 / 組織接着性 / 光増感剤 / ポリカチオン |
研究開始時の研究の概要 |
手術や抗癌剤治療などの合併症や強い副作用を伴う“過激な”がん治療ではなく、"優しい"がん治療を開発するために、注射したところに長期間とどまる光増感物質を開発し、正常組織はダメージを受けずに副作用もない、レーザーを当てればがん細胞だけが死滅するがん治療を開発する。
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研究実績の概要 |
4級アンモニウム塩を有するポリカチオンに光増感剤ポルフィリンが結合した組織接着性ポルフィリンを開発した。ラット胃壁に投与したところ、投与後1週間程度、400nmのLEDライトを照射すると、赤色に光ることを見出した。この結果から、組織接着性ポルフィリンの組織マーキング剤として機能を見出し、論文を発表した。現在は、開発した組織接着性ポルフィリンを用いて光線力学療法に展開しているが、細胞実験において、興味深い現象を発見したため、詳細を調べたところ、組織接着性ポルフィリンがエンドソームに蓄積したところで、640nmの赤色レーザーを照射すると、アポトーシスを誘導することを見出した。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
現在、開発した組織接着性ポルフィリンを用いて光線力学療法に展開しているが、細胞実験において、興味深い現象を発見したため、詳細を調べたところ、エンドソームに蓄積したところで、640nmの赤色レーザーを照射すると、アポトーシスを誘導することを見出した。
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今後の研究の推進方策 |
今後、動物実験の結果をまとめ、論文を投稿する。
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