研究課題/領域番号 |
21H03909
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研究種目 |
奨励研究
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
1170:教育学・教育社会学関連
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研究機関 | 北海道有朋高等学校 |
研究代表者 |
吉嶺 茂樹 北海道有朋高等学校, 北海道有朋高等学校教諭
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
470千円 (直接経費: 470千円)
2021年度: 470千円 (直接経費: 470千円)
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キーワード | 歴史総合 / 歴史教育 / 北方史 / 高大連携 / 探究科目 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は、来年度から教育現場での実施が始まる新教科「歴史総合」について、本年度に発行される各社の教科書見本本を基に、特に北方史に関する「問いの構造化:問いと問いとの関係性」という観点から記載内容を比較検討し、それを公開する。その過程で高校現場で本格的に始まる「観点別評価」と新科目の内容との関係性についても分析を行う。さらに東京や沖縄での研究会を実施し、研究内容を精査する機会を設ける。
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研究成果の概要 |
2022年度から教育現場で実施されている科目「歴史総合」について、2021年度に各高等学校へ送付された教科書見本本12冊を分析対象として、特に北方史に関する記載内容を比較検討した。2021年度中は教科書内容に関する論文公刊ができないため、2022年度内での公開原稿を執筆した。また、歴史総合は必修教科であるため、勤務先で使用する、研究成果を生かした通信制高校教材である報告課題を作成した。さらに所属する日本通信教育学会、高大連携歴史教育研究会大会パネル、さらに神戸大学科研費研究会、東京学芸大学などで研究成果を口頭報告した。研究成果は本年度内に高大連携歴史教育研究会・教材共有サイトにUPする。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
2022年度から高等学校の必修科目として学習が始まった「歴史総合」について、特に北方史研究の観点から、2021年度中に送付された見本本12冊について、記載内容の検討を行った。その際、小学校・中学校教科書とも比較検討を行った。また所属する各種学会や研究会で高大連携の視点から口頭報告を行い、大学に所属する教育学・歴史学研究者とも討論した。得られた研究成果は、2022年度に学会誌「北海道東北史研究」や、高大連携歴史教育研究会教材共有サイトHPなどで公開する予定である。2021年度中は教科書見本に関する研究成果の公刊や公開が教科書に関する規定により出来なかったためである。
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