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高校教科福祉におけるSTEAM教育の効果検証

研究課題

研究課題/領域番号 21H03922
研究種目

奨励研究

配分区分補助金
審査区分 1180:教科教育学および初等中等教育学関連
研究機関三重県立明野高等学校

研究代表者

角谷 道生  三重県立明野高等学校, 公立高等学校教諭

研究期間 (年度) 2021-04-01 – 2022-03-31
研究課題ステータス 完了 (2021年度)
配分額 *注記
470千円 (直接経費: 470千円)
2021年度: 470千円 (直接経費: 470千円)
キーワードSTEAM教育 / 高等学校 / 教科福祉 / 介護 / コミュニケーションロボット / 高校教科福祉
研究開始時の研究の概要

本研究では、福祉を学ぶ高校生が、介護福祉施設が抱えている介護の課題を聞き取り、介護ロボット等を制作し課題の解決を試みるSTEAM教育を行う。
研究成果の検証としては、生徒の活動の様子、活動の節目ごとに行う生徒のふりかえり、STEAM教育終了後の感想及びアンケート等を考察し、高校福祉におけるSTEAM教育の成果と課題を明らかにする。また、理系の科目を主として受講していない生徒が、STEAM教育を行うことの成果と課題についても検証する。

研究成果の概要

福祉を学ぶ報告者の所属校生徒(以下:生徒)が介護福祉施設にて、既存のコミュニケーションロボットを活用する活動(STEAM教育)を行い、その教育効果とSTEAM教育のあり方について検証した。
結果として、生徒は介護福祉施設におけるコミュニケーションロボットの成果と課題を考察する機会や、介護福祉施設におけるコミュニケーションロボットを活用するために何が必要かを検討する機会等を得ており、教科福祉におけるSTEAM教育特有の教育効果が認められた。また既存の物品を活用することで、理系の科目を主として受講していない生徒が技術・工学を組み合わせた介護実践を行えるSTEAM教育の一つの形を示すことができた。

研究成果の学術的意義や社会的意義

教科福祉におけるSTEAM教育の実践はまだ数が少なく、本研究を通して、生徒が介護福祉施設におけるコミュニケーションロボットの成果と課題を考察する機会や介護福祉施設におけるコミュニケーションロボットを活用するために何が必要かを検討する機会等を得ているなど、教科福祉におけるSTEAM教育特有の教育効果が認められた。また技術・工学に関する知識や技術、経験が十分でない場合、既存の物品を活用することで、技術・工学を組み合わせた介護実践を行えるSTEAM教育の一つの形を示すことができた。こうした成果は、これからの教科福祉におけるSTEAM教育を行う際の足掛かりとなるものである。

報告書

(2件)
  • 2021 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2022

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 高校福祉におけるSTEAM教育の成果と課題2022

    • 著者名/発表者名
      角谷道生
    • 学会等名
      第15回福祉教育研究フォーラム
    • 関連する報告書
      2021 実績報告書

URL: 

公開日: 2021-04-28   更新日: 2023-01-30  

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