研究課題/領域番号 |
21H04256
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研究種目 |
奨励研究
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
3190:生体の構造と機能、病理病態学、感染・免疫学およびその関連分野
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研究機関 | 愛媛大学 |
研究代表者 |
金子 直恵 愛媛大学, 医学部, 技術専門職員
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
470千円 (直接経費: 470千円)
2021年度: 470千円 (直接経費: 470千円)
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キーワード | インフラマソーム / ヒトタンパク質アレイ / 炎症 |
研究開始時の研究の概要 |
NLRP3インフラマソームは、遺伝性炎症疾患やメタボリックシンドロームなど、様々な疾患との関与が報告されている細胞内タンパク質複合体であるが、その調節機構については未だ不明な点が多い。これらの疾患に対する新たな治療標的の探索のために、ヒトの約2万種類のタンパク質アレイを用いて、NLRP3と相互作用するタンパク質の網羅的探索を行った。本年度は、候補タンパク質がNLRP3に与える影響を個体レベルで明らかにする。
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研究成果の概要 |
NLRP3インフラマソームは、遺伝性炎症疾患やメタボリックシンドロームなど、様々な疾患への関与が報告されている細胞内タンパク質複合体であるが、その調節機構については未だ不明な点が多い。そこで、これらの疾患に対する創薬ターゲットを見出し、より効果的に創薬を進めるために、ヒトの約 2 万種類のタンパク質アレイを用いて、NLRP3と相互作用する新規タンパク質の網羅的探索を行った。本年度は、得られた候補についてマウスモデルを用いて、個体レベルでも同様の結果が得られるかどうか、検討を行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
NLRP3遺伝子の恒常的活性化変異はクリオピリン関連周期熱症候群という自己炎症疾患の原因となる。また、NLRP3インフラマソームは、メタボリックシンドロームなど様々な疾患への関与も報告されている。NLRP3インフラマソームを標的とした治療薬候補は世界中で開発が進められているが、新規分子を標的とした治療薬は未だ存在しない。本成果は、これまでとは違った視点での創薬研究であるため、治療薬の開発につながることが大いに期待できる。
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