研究課題/領域番号 |
21H04316
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研究種目 |
奨励研究
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
3250:スポーツ科学、体育、健康科学およびその関連分野
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研究機関 | 愛知医科大学 |
研究代表者 |
石田 優利亜 愛知医科大学, その他部局等, 管理栄養士
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
470千円 (直接経費: 470千円)
2021年度: 470千円 (直接経費: 470千円)
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キーワード | サルコペニア / 急性期病院 / 高齢者 / CT / Th12 / L3 |
研究開始時の研究の概要 |
「サルコペニア」は、老年栄養学上最も注目されている国際的なトピックである。エキスパートグループではCTが骨格筋量測定手法のゴールドスタンダードであると述べている。第12胸椎(Th12)レベルCTスライス上の骨格筋面積をL3レベルの骨格筋面積へ変換する推定式を開発したが、疾患特異性など妥当性の検証がまだ十分に行えているとは言えない。 本研究では、推定式で導いた筋肉量推定値を用い、急性期病院入院患者のサルコペニア診断における有用性を検証する。
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研究成果の概要 |
以前,第12胸椎(Th12)レベルCTスライス上の骨格筋面積をL3レベルの骨格筋面積へ変換する推定式を開発したが,疾患特異性など妥当性の検証がまだ十分に行えているとは言えない.本研究では,推定式で導いた筋肉量推定値を用い,急性期病院入院患者のサルコペニア診断における有用性を検証した.胸腔および腹部のCTスキャンを受けた190人の進行がん患者が含まれていた.松山らの式,および石田らの式の両方とも良好な信頼性を示した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
「サルコペニア」は,老年栄養学上最も注目されている国際的なトピックである.エキスパートグループでは,CTが骨格筋量測定手法のゴールドスタンダードであると述べている.胸部CT撮影を行った人でも,サルコペニア評価ができ,実際の臨床診療に適用できると考えられた.
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