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アジア発酵食文化圏の再構築を目指す学際的研究

研究課題

研究課題/領域番号 21H04375
研究種目

基盤研究(A)

配分区分補助金
応募区分一般
審査区分 中区分4:地理学、文化人類学、民俗学およびその関連分野
研究機関名古屋大学

研究代表者

横山 智  名古屋大学, 環境学研究科, 教授 (30363518)

研究分担者 藤本 武  富山大学, 学術研究部人文科学系, 教授 (20351190)
小林 知  京都大学, 東南アジア地域研究研究所, 教授 (20452287)
山本 宗立  鹿児島大学, 総合科学域共同学系, 准教授 (20528989)
平田 昌弘  帯広畜産大学, 畜産学部, 教授 (30396337)
大澤 由実  青山学院大学, 地球社会共生学部, 助教 (40822630)
和田 崇之  大阪公立大学, 大学院生活科学研究科, 教授 (70332450)
佐々木 綾子  日本大学, 生物資源科学部, 講師 (90613810)
研究期間 (年度) 2021-04-05 – 2025-03-31
研究課題ステータス 交付 (2024年度)
配分額 *注記
41,860千円 (直接経費: 32,200千円、間接経費: 9,660千円)
2024年度: 10,010千円 (直接経費: 7,700千円、間接経費: 2,310千円)
2023年度: 11,570千円 (直接経費: 8,900千円、間接経費: 2,670千円)
2022年度: 8,970千円 (直接経費: 6,900千円、間接経費: 2,070千円)
2021年度: 11,310千円 (直接経費: 8,700千円、間接経費: 2,610千円)
キーワード発酵食 / 在来知 / 菌叢解析 / ドメスティケーション / アジア / ヒマラヤ / アフリカ / 発酵食品
研究開始時の研究の概要

これまでの研究では、アジア各地で異なる生業形態のもとで生産・採取される乳、大豆、魚介類の発酵食品の製法と利用は論じられているが、安定して発酵食品を生産するために成熟・洗練されてきた生産者の実践と発酵微生物の相互関係については分かっていない。
そこで本研究では、「クローバル化に伴う発酵食品の生産変化」、「発酵食品に関わる各アクターの文化や技術」を人文社会科学と農学の研究者による分野横断的なフィールドワークで解明し、さらに「微生物のドメスティケーション」を自然科学の研究者による微生物分析の結果と融合させる学際的手法によって、「アジア発酵食文化圏」を再構築することを目的とする。

研究実績の概要

2023年度はCOVID-19による海外渡航の制限が解除され、研究の遅れを取り戻すべく、アジア地域を中心に海外調査を積極的に実施した。ラオスでは、ラオス北部3県において、後発酵茶、餅麹、蒸留酒、魚介類、トウガラシ、野鳥、大豆の発酵食品の製法を利用に関する調査を実施した。さらにカウンターパートの国立農林業研究所の研究者に発酵微生物(乳酸菌)の分離培養における滅菌操作手技を教授するとともに、現地での実験環境整備を行なった。
カンボジアでは、トンレサープ湖南岸のポーサット州において、伝統的発酵食品の生産と流通に関する調査をカウンターパートのRUA教員・学生と共同で実施した。さらに、年度末にもRUAを訪問し、RUAに保管されている40点余りのサンプルの今後の分析手順などに関して意見交換を実施した。
タイでは、発酵調味料の味の嗜好に関する実験をPhranakhon Rajabhat大学、Ubon Ratchathani大学、Prince of Songkla大学の協力を得て3地域で実施した。さらに、カレン族の餅麹の製法について記録した。
アフリカにおいては、3月にエチオピア山地農民の発酵食を調査し、これまで重要な役割を果たしてきた酵母や乳酸菌に加えて、近年インスタントドライイーストが農村部にも広く普及し、伝統的な発酵食の食文化が大きく変容しつつあることが明らかとなった。
また今年度は、ヒマラヤ山脈南面のインド・シッキムの農牧複合地域における乳製品と大豆の発酵食文化を調査することができ、インド亜大陸低地文化を基層として、チベット文化・東方発酵食文化が伝播・融合し、さらに、ヒマラヤ南面高湿環境が発酵食文化の変遷を特徴づけているとの新たな知見を得た。
また、国内発酵食調査では、大徳寺納豆の製造工程(計6サイクル)における発酵途上試料の収集を完了し、菌叢解析に向けた準備を完了した。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

COVID-19の影響により、初年度の2021年度にラオス国立農林業研究所からラオス政府へのABS申請ができず、2022年度にずれ込んだ影響で、予定していたラオスでの本格調査とサンプル取得ができなかった。カンボジアでも共同研究契約を締結し、本格的に研究を開始できたが、これらの2地域においては、COVID-19で海外渡航できなかった1年間の遅れを取り戻すまでには進捗していない。全体的に見るとやや遅れているが、今年度に現地で本格的な調査を進めることができ、とくにタイ、ヒマラヤ、アフリカの研究は順調に進んでいる。

今後の研究の推進方策

最終年度となる本年度は、メンバーと海外カウンターパート機関の研究者が集い、これまでの研究成果の共有するため国際ワークショップを8月に開催し、次期共同研究の方向性について議論する。共同研究契約を締結したラオスとカンボジアにおいては、伝統的発酵食のインベントリーを作成するためにカウンターパートであるNAFRIおよびRUAと共に現地調査を継続する。ラオスに関しては、これまでの調査結果を踏まえて、北部において餅麹・醸造酒・蒸留酒・後発酵茶・納豆などの伝統的発酵食の生産地の分布と製法の地域差について研究成果をまとめる。
カンボジアでは、伝統的発酵食品のインベントリー作成を進める。そのために、王立農業大学の食品産業学部の4年生の卒業論文として、カンボジアの伝統的発酵食品のフィールド調査を進め、その分析を研究協力者の石川県立大学食品科学科の中口准教授の研究室で実施する。タイにおいては、これまで4地域で実施した味覚実験のデータの比較分析を行い、研究結果発表を進める。また、引き続き、タイのカレン族の餅麹作りについてのフィールド調査を実施する。
ヒマラヤ地域においても、ネパール、アルナチャール・プラデーシュを調査する計画を立て、乳製品と大豆の発酵食を主に調査しつつも、発酵食について広く把握し、農牧複合発酵食文化の特徴を明らかにする。
アフリカの研究に関しては、エチオピアでの補完現地調査を実施し、北部社会の主食である発酵したパンケーキのインジェラの国内への普及・定着過程を解明し、現在のエチオピアの食事体系におけるインジェラの重要性について解明する。
発酵食品の分析に関しては、ポータブル型DNAシーケンサーを用いたPCR産物の配列解読技術を安定化させる。実験環境に問題がある場所でも実装できる遺伝子解析技術と菌種鑑別プロトコールを確立し、現地で分離培養された発酵微生物の菌種鑑別に役立てる筋道を立てる。

報告書

(4件)
  • 2023 実績報告書
  • 2022 実績報告書
  • 2021 審査結果の所見   実績報告書
  • 研究成果

    (79件)

すべて 2024 2023 2022 2021 その他

すべて 国際共同研究 (6件) 雑誌論文 (12件) (うち国際共著 1件、 査読あり 6件、 オープンアクセス 5件) 学会発表 (34件) (うち国際学会 6件、 招待講演 21件) 図書 (27件)

  • [国際共同研究] 国立農林業研究所(ラオス)

    • 関連する報告書
      2022 実績報告書
  • [国際共同研究] ナコーンパノム大学/チェンマイ大学(タイ)

    • 関連する報告書
      2022 実績報告書
  • [国際共同研究] 王立農業大学(カンボジア)

    • 関連する報告書
      2022 実績報告書
  • [国際共同研究] 国立農林業研究所(ラオス)

    • 関連する報告書
      2021 実績報告書
  • [国際共同研究] 王立農業大学(カンボジア)

    • 関連する報告書
      2021 実績報告書
  • [国際共同研究] ナコーンパノム大学(タイ)

    • 関連する報告書
      2021 実績報告書
  • [雑誌論文] Milk processing systems of the Mongolian nomadic Khalkha groups in eastern Mongolia and technique transmission from West Asia2024

    • 著者名/発表者名
      Hirata Masahiro
    • 雑誌名

      Journal of Dairy Research

      巻: 未定 号: 1 ページ: 1-9

    • DOI

      10.1017/s0022029924000153

    • 関連する報告書
      2023 実績報告書
    • 査読あり
  • [雑誌論文] 哺乳行動と労働生産性からみたブタの非搾乳論2023

    • 著者名/発表者名
      平田 昌弘、林田 空、村西 由紀
    • 雑誌名

      動物の行動と管理学会誌

      巻: 59 号: 4 ページ: 135-144

    • DOI

      10.20652/jabm.59.4_135

    • ISSN
      2435-0397
    • 年月日
      2023-12-25
    • 関連する報告書
      2023 実績報告書
    • 査読あり / オープンアクセス
  • [雑誌論文] 東南アジアとヒマラヤの納豆食文化2023

    • 著者名/発表者名
      横山 智
    • 雑誌名

      vesta

      巻: 130 ページ: 18-23

    • 関連する報告書
      2023 実績報告書
  • [雑誌論文] 東北タイとラオスの多様な発酵食品2023

    • 著者名/発表者名
      横山 智
    • 雑誌名

      フードケミカル

      巻: 39(9) ページ: 4-7

    • 関連する報告書
      2023 実績報告書
  • [雑誌論文] Introduction to the Supplementary Issue “Progress in African Food Culture Research”2023

    • 著者名/発表者名
      Fujimoto Takeshi, Yuichoro Fujioka, Yasuaki Sato
    • 雑誌名

      African Study Monographs. Supplementary Issue.

      巻: 61 ページ: 1-5

    • DOI

      10.14989/282788

    • ISSN
      0286-9667
    • 関連する報告書
      2022 実績報告書
    • オープンアクセス
  • [雑誌論文] テフとインジェラ: エチオピアにおける食と農の展開に関する事例分析2023

    • 著者名/発表者名
      Fujimoto Takeshi
    • 雑誌名

      African Study Monographs. Supplementary Issue.

      巻: 61 ページ: 41-63

    • DOI

      10.14989/282790

    • NAID

      130007814697

    • ISSN
      0286-9667
    • 関連する報告書
      2022 実績報告書
    • 査読あり / オープンアクセス
  • [雑誌論文] 日本乳食文化の型と普及形態の類型分類―インターネット検索と帯広畜産大学学生レポートの事例をもとにして―2022

    • 著者名/発表者名
      平田 昌弘
    • 雑誌名

      会誌食文化研究

      巻: 18 号: 0 ページ: 9-19

    • DOI

      10.50859/jfcj.18.0_9

    • ISSN
      1880-4403, 2436-0015
    • 年月日
      2022-12-25
    • 関連する報告書
      2022 実績報告書
  • [雑誌論文] 気候変動と市場経済化がもたらすアファール牧畜民の変貌2022

    • 著者名/発表者名
      平田 昌弘、鬼木 俊次
    • 雑誌名

      沙漠研究

      巻: 32 号: 1 ページ: 1-13

    • DOI

      10.14976/jals.32.1_1

    • ISSN
      0917-6985, 2189-1761
    • 年月日
      2022-06-30
    • 関連する報告書
      2022 実績報告書
    • 査読あり / オープンアクセス
  • [雑誌論文] Educational Trials to Quantify Agronomic Information in Interdisciplinary Fieldwork in Pursat Province, Cambodia2022

    • 著者名/発表者名
      Ye Rongling、Kodo Taisuke、Hirooka Yoshihiro、Sanara Hor、Soben Kim、Kobayashi Satoru、Homma Koki
    • 雑誌名

      Sustainability

      巻: 14 号: 16 ページ: 10007-10007

    • DOI

      10.3390/su141610007

    • 関連する報告書
      2022 実績報告書
    • 査読あり / オープンアクセス / 国際共著
  • [雑誌論文] 世界の発酵食をフィールドワークする2022

    • 著者名/発表者名
      横山 智
    • 雑誌名

      伝統食品の研究

      巻: 49 ページ: 47-50

    • 関連する報告書
      2022 実績報告書
  • [雑誌論文] エチオピアの農耕民マロのパンをめぐる民族誌─在来のパンについて2021

    • 著者名/発表者名
      藤本 武
    • 雑誌名

      農耕の技術と文化

      巻: 30 ページ: 65-87

    • 関連する報告書
      2021 実績報告書
    • 査読あり
  • [雑誌論文] 主食となる発酵食:高い人口密度を支えるエチオピアの巨大イモをめぐって2021

    • 著者名/発表者名
      藤本 武
    • 雑誌名

      科学

      巻: 89 ページ: 807-810

    • 関連する報告書
      2021 実績報告書
  • [学会発表] ラオス・サイヤブリー県における後発酵茶の生産と消費2024

    • 著者名/発表者名
      佐々木綾子、山本宗立、Khamla SENGPHAXAYALATH、横山 智
    • 学会等名
      日本熱帯農業学会第135回講演会
    • 関連する報告書
      2023 実績報告書
  • [学会発表] ラオス・サイヤブリー県における餅麹および蒸留酒の製造方法2024

    • 著者名/発表者名
      山本宗立、佐々木綾子、Khamla SENGPHAXAYALATH、横山 智
    • 学会等名
      日本熱帯農業学会第135回講演会
    • 関連する報告書
      2023 実績報告書
  • [学会発表] 食を支える発酵調味料: 日本の納豆とアジアの納豆2024

    • 著者名/発表者名
      横山 智
    • 学会等名
      エシカル消費に関するセミナー 東海の食文化に欠かせない 発酵の新たな魅力を考える(東海農政局)
    • 関連する報告書
      2023 実績報告書
    • 招待講演
  • [学会発表] 食材を発酵させるとは? 人類の営みとしての「発酵」2024

    • 著者名/発表者名
      横山 智
    • 学会等名
      第20回東海オープンイノベーションサロン
    • 関連する報告書
      2023 実績報告書
    • 招待講演
  • [学会発表] タイ北部におけるコーヒー栽培の拡大と山間地の導入事例2023

    • 著者名/発表者名
      佐々木綾子
    • 学会等名
      第33回日本熱帯生態学会年次大会
    • 関連する報告書
      2023 実績報告書
  • [学会発表] Traditional Karen Rice Fermentation Starters and the Use of Plants in Northern Thailand2023

    • 著者名/発表者名
      Osawa Yoshimi
    • 学会等名
      The 13th Asian Food Study Conference
    • 関連する報告書
      2023 実績報告書
    • 国際学会
  • [学会発表] カンボジアにおける農村食の将来は?:淡水魚の発酵食品プラホックを中心に考える2023

    • 著者名/発表者名
      小林知
    • 学会等名
      第17回 日本カンボジア研究会
    • 関連する報告書
      2023 実績報告書
  • [学会発表] インドネシアの発酵食文化:東南アジア諸国との比較から2023

    • 著者名/発表者名
      横山 智、山本宗立
    • 学会等名
      インドネシアフェスティバル:多様性の国
    • 関連する報告書
      2023 実績報告書
    • 招待講演
  • [学会発表] 調味料から見る食のグローバライゼーションとローカライゼ―ション2023

    • 著者名/発表者名
      横山 智
    • 学会等名
      2023年度 第4回 地理総合オンラインセミナー
    • 関連する報告書
      2023 実績報告書
    • 招待講演
  • [学会発表] Is Japanese natto a traditional fermented food?2023

    • 著者名/発表者名
      Yokoyama Satoshi
    • 学会等名
      Fermentation in Italy & Japan 2023
    • 関連する報告書
      2023 実績報告書
    • 国際学会 / 招待講演
  • [学会発表] ラオスにおける発酵食研究とABSへの対応:名古屋大学での取り組みを事例として2023

    • 著者名/発表者名
      横山 智、石川綾子、斎藤茂樹、渡邊真由美
    • 学会等名
      日本熱帯生態学会 第33回年次大会
    • 関連する報告書
      2023 実績報告書
  • [学会発表] 家畜飼養の本来的意義とミルクの可能性2023

    • 著者名/発表者名
      平田昌弘
    • 学会等名
      日本畜産学会・2023年度公開シンポジウム
    • 関連する報告書
      2023 実績報告書
    • 招待講演
  • [学会発表] Transformation of household structure and community in Northeast Thailand: A sociological review2023

    • 著者名/発表者名
      Kobayashi Satoru
    • 学会等名
      International seminar on “Sustainable development path of rural Northeast Thailand"
    • 関連する報告書
      2022 実績報告書
    • 国際学会
  • [学会発表] Diversity and usage of Capsicum peppers in Southeast Asia2023

    • 著者名/発表者名
      Yamamoto Sota
    • 学会等名
      International Conference on Building Resilience in Tropical Agro-Ecosystems 2023 (ICBRITAE 2023)
    • 関連する報告書
      2022 実績報告書
    • 国際学会
  • [学会発表] ラオスの麹・醸造酒・蒸留酒に関する予備的調査2023

    • 著者名/発表者名
      山本宗立、横山 智,Khamla SENGPHAXAYALATH、Daosavanh BOUNPHANOUSAY
    • 学会等名
      日本熱帯農業学会第133回講演会
    • 関連する報告書
      2022 実績報告書
  • [学会発表] Sharing Agricultural Horses: Memories of a Particular Human-Animal Relationship in Rural Japan2022

    • 著者名/発表者名
      Fujimoto Takeshi
    • 学会等名
      East Asian Anthropological Association Annual Meeting 2022
    • 関連する報告書
      2022 実績報告書
    • 国際学会
  • [学会発表] 東南アジアの酒文化―特に餅麹と壺酒について―2022

    • 著者名/発表者名
      山本宗立
    • 学会等名
      名古屋大学博物館 第28回特別展『世界の発酵食をフィールドワークする』関連講演会第1回
    • 関連する報告書
      2022 実績報告書
    • 招待講演
  • [学会発表] 「食の豊かさ」をフィールドワークで考える2022

    • 著者名/発表者名
      小林 知
    • 学会等名
      名古屋大学博物館 第28回特別展『世界の発酵食をフィールドワークする』関連講演会第1回
    • 関連する報告書
      2022 実績報告書
    • 招待講演
  • [学会発表] お茶を「漬けて」食べる人びと2022

    • 著者名/発表者名
      佐々木綾子
    • 学会等名
      名古屋大学博物館 第28回特別展『世界の発酵食をフィールドワークする』関連講演会第2回
    • 関連する報告書
      2022 実績報告書
    • 招待講演
  • [学会発表] あなたの知らない発酵茶の世界2022

    • 著者名/発表者名
      岩橋 均
    • 学会等名
      名古屋大学博物館 第28回特別展『世界の発酵食をフィールドワークする』関連講演会第2回
    • 関連する報告書
      2022 実績報告書
    • 招待講演
  • [学会発表] 牧畜民のミルク発酵食2022

    • 著者名/発表者名
      平田昌弘
    • 学会等名
      名古屋大学博物館 第28回特別展『世界の発酵食をフィールドワークする』関連講演会第3回
    • 関連する報告書
      2022 実績報告書
    • 招待講演
  • [学会発表] お酒をつくる菌「酵母」の血統と進化2022

    • 著者名/発表者名
      中川智行
    • 学会等名
      名古屋大学博物館 第28回特別展『世界の発酵食をフィールドワークする』関連講演会第4回
    • 関連する報告書
      2022 実績報告書
    • 招待講演
  • [学会発表] アジアやアフリカの酒から栄養を摂る人びと2022

    • 著者名/発表者名
      砂野 唯
    • 学会等名
      名古屋大学博物館 第28回特別展『世界の発酵食をフィールドワークする』関連講演会第4回
    • 関連する報告書
      2022 実績報告書
    • 招待講演
  • [学会発表] 酸っぱいのに酸っぱくない? エチオピアのユニークな発酵食文化2022

    • 著者名/発表者名
      藤本 武
    • 学会等名
      名古屋大学博物館 第28回特別展『世界の発酵食をフィールドワークする』関連講演会第5回
    • 関連する報告書
      2022 実績報告書
    • 招待講演
  • [学会発表] 発酵食と味―うま味とタイのフィールドワークから2022

    • 著者名/発表者名
      大澤由実
    • 学会等名
      名古屋大学博物館 第28回特別展『世界の発酵食をフィールドワークする』関連講演会第5回
    • 関連する報告書
      2022 実績報告書
    • 招待講演
  • [学会発表] アジアの納豆から日本の納豆を捉えなおす2022

    • 著者名/発表者名
      横山 智
    • 学会等名
      名古屋大学博物館 第28回特別展『世界の発酵食をフィールドワークする』関連講演会第7回
    • 関連する報告書
      2022 実績報告書
    • 招待講演
  • [学会発表] タイ北部の後発酵茶「ミアン」の消費とその変化-10年の変化と地域間比較2022

    • 著者名/発表者名
      佐々木綾子
    • 学会等名
      第32回日本熱帯生態学会年次大会
    • 関連する報告書
      2022 実績報告書
  • [学会発表] 放牧酪農とSDGs ―北海道足寄郡足寄町を事例として―2022

    • 著者名/発表者名
      平田昌弘
    • 学会等名
      日本沙漠学会第33回学術大会企画シンポジウム「放牧酪農とSDGs」
    • 関連する報告書
      2022 実績報告書
    • 招待講演
  • [学会発表] 世界の発酵食をフィールドワークする: たかが納豆、されど納豆2022

    • 著者名/発表者名
      横山 智
    • 学会等名
      鶴岡市総合研究所 令和4年度「鶴岡致道大学」第6講
    • 関連する報告書
      2022 実績報告書
    • 招待講演
  • [学会発表] アジア・ヒマラヤの照葉樹林帯の納豆2022

    • 著者名/発表者名
      横山 智
    • 学会等名
      照葉樹林文化研究会 2022年研究集会
    • 関連する報告書
      2022 実績報告書
    • 招待講演
  • [学会発表] 納豆の起源 知らネバ....2021

    • 著者名/発表者名
      横山 智
    • 学会等名
      令和3年度企画展 もっちりネバネバの森 植物学者・中尾佐助のインパクト サイエンスカフェ
    • 関連する報告書
      2021 実績報告書
    • 招待講演
  • [学会発表] Food and energy in Micronesia and a short note on ethnobotanical survey of chili peppers in Maluku Province, Indonesia2021

    • 著者名/発表者名
      Sota Yamamoto
    • 学会等名
      The 2nd International Conference on Agriculture, Biodiversity, Food Security and Health: Strengthening Food Security and Sustainable Energy of the Small Island Communities
    • 関連する報告書
      2021 実績報告書
    • 国際学会 / 招待講演
  • [学会発表] エチオピアの2つの在来パンをめぐる民族誌的研究:農耕民マロの事例2021

    • 著者名/発表者名
      藤本 武
    • 学会等名
      日本アフリカ学会第58回学術大会
    • 関連する報告書
      2021 実績報告書
  • [学会発表] アフリカにおける農業遺産の可能性:エチオピア西南部のエンセーテ栽培2021

    • 著者名/発表者名
      藤本 武
    • 学会等名
      第30回日本ナイル・エチオピア学会学術大会
    • 関連する報告書
      2021 実績報告書
  • [図書] 「地域という専攻: 存在理由、ジレンマ、可能性」宮町良広他編『地域学:地域を可視化し、地域を創る』50-59頁2024

    • 著者名/発表者名
      小林知
    • 総ページ数
      244
    • 出版者
      古今書院
    • ISBN
      9784772253512
    • 関連する報告書
      2023 実績報告書
  • [図書] 「地域とドローン」宮町良広他編『地域学:地域を可視化し、地域を創る』71-72頁2024

    • 著者名/発表者名
      小林知
    • 総ページ数
      244
    • 出版者
      古今書院
    • ISBN
      9784772253512
    • 関連する報告書
      2023 実績報告書
  • [図書] 「ラオスの食文化概説」 岡田尚也・小松聖児『ラオス料理を知る、つくる』9-13頁2024

    • 著者名/発表者名
      横山 智
    • 総ページ数
      208
    • 出版者
      グラフィック社
    • ISBN
      9784766138597
    • 関連する報告書
      2023 実績報告書
  • [図書] 「ラオス北部のレアな発酵食品」 岡田尚也・小松聖児『ラオス料理を知る、つくる』164-167頁2024

    • 著者名/発表者名
      横山 智
    • 総ページ数
      208
    • 出版者
      グラフィック社
    • ISBN
      9784766138597
    • 関連する報告書
      2023 実績報告書
  • [図書] 「カンボジア」川田牧人・松田素二編『世界の冠婚葬祭事典』118-119頁2023

    • 著者名/発表者名
      小林知
    • 総ページ数
      454
    • 出版者
      丸善出版
    • ISBN
      9784621308417
    • 関連する報告書
      2023 実績報告書
  • [図書] フィールドから地球を学ぶ: 地理授業のための60のエピソード2023

    • 著者名/発表者名
      横山 智、湖中真哉、由井義通、綾部真雄、森本 泉、三尾裕子編
    • 総ページ数
      138
    • 出版者
      古今書院
    • ISBN
      9784772271554
    • 関連する報告書
      2022 実績報告書
  • [図書] 「雨季と乾季が明瞭に分かれるサバナ気候のカンボジアでは人々はどのように暮らしているのだろうか」横山智他編『フィールドから地球を学ぶ: 地理授業のための60のエピソード』70-71頁2023

    • 著者名/発表者名
      小林知
    • 総ページ数
      138
    • 出版者
      古今書院
    • ISBN
      9784772271554
    • 関連する報告書
      2022 実績報告書
  • [図書] 「世界の食文化の多様性をどのように理解すれば良いのだろうか」横山智他編『フィールドから地球を学ぶ: 地理授業のための60のエピソード』8-9頁2023

    • 著者名/発表者名
      横山 智
    • 総ページ数
      138
    • 出版者
      古今書院
    • ISBN
      9784772271554
    • 関連する報告書
      2022 実績報告書
  • [図書] 「アグロフォレストリーとともに生きる: チャ・コーヒー・カカオ栽培の事例より」伊藤詞子編『生態人類学は挑むSESSION6 たえる・きざす』41-93頁2022

    • 著者名/発表者名
      四方篝、藤澤奈都穂、佐々木綾子
    • 総ページ数
      344
    • 出版者
      京都大学学術出版会
    • ISBN
      9784814004409
    • 関連する報告書
      2022 実績報告書
  • [図書] 西アジア・シリアの食文化論2022

    • 著者名/発表者名
      平田昌弘
    • 総ページ数
      420
    • 出版者
      農山漁村文化協会
    • ISBN
      9784540211386
    • 関連する報告書
      2022 実績報告書
  • [図書] 「気候と食文化」 山川修治他編『図説 世界の気候事典』306-308頁2022

    • 著者名/発表者名
      横山 智
    • 総ページ数
      448
    • 出版者
      朝倉書店
    • ISBN
      9784254161328
    • 関連する報告書
      2022 実績報告書
  • [図書] 「近代化・グローバル化による味の変容ータイの調味料文化」横山智編『世界の発酵食をフィールドワークする』2022

    • 著者名/発表者名
      大澤由美
    • 総ページ数
      240
    • 出版者
      農山漁村文化協会
    • ISBN
      9784540212222
    • 関連する報告書
      2021 実績報告書
  • [図書] 「人類と発酵食」横山智編『世界の発酵食をフィールドワークする』2022

    • 著者名/発表者名
      藤本 武、横山 智、山本宗立
    • 総ページ数
      240
    • 出版者
      農山漁村文化協会
    • ISBN
      9784540212222
    • 関連する報告書
      2021 実績報告書
  • [図書] 「酸っぱさに憑かれた人びと:エチオピアのパン類をめぐって」横山智編『世界の発酵食をフィールドワークする』2022

    • 著者名/発表者名
      藤本 武
    • 総ページ数
      240
    • 出版者
      農山漁村文化協会
    • ISBN
      9784540212222
    • 関連する報告書
      2021 実績報告書
  • [図書] 「酒を主食にするネパールとエチオピアの人びとの暮らし」横山智編『世界の発酵食をフィールドワークする』2022

    • 著者名/発表者名
      砂野 唯
    • 総ページ数
      240
    • 出版者
      農山漁村文化協会
    • ISBN
      9784540212222
    • 関連する報告書
      2021 実績報告書
  • [図書] 「牧畜民の発酵乳加工とその利用」横山智編『世界の発酵食をフィールドワークする』2022

    • 著者名/発表者名
      平田昌弘
    • 総ページ数
      240
    • 出版者
      農山漁村文化協会
    • ISBN
      9784540212222
    • 関連する報告書
      2021 実績報告書
  • [図書] 「魚の発酵食をめぐる民族の接触と受容:カンボジア周縁地域を事例に」横山智編『世界の発酵食をフィールドワークする』2022

    • 著者名/発表者名
      山﨑寿美子
    • 総ページ数
      240
    • 出版者
      農山漁村文化協会
    • ISBN
      9784540212222
    • 関連する報告書
      2021 実績報告書
  • [図書] 「納豆はおかずか、調味料か? 日本と東南アジアの地域間比較」横山智編『世界の発酵食をフィールドワークする』2022

    • 著者名/発表者名
      横山 智
    • 総ページ数
      240
    • 出版者
      農山漁村文化協会
    • ISBN
      9784540212222
    • 関連する報告書
      2021 実績報告書
  • [図書] 「茶を漬けて食べる:タイ北部の「噛み茶」文化とその変容」横山智編『世界の発酵食をフィールドワークする』2022

    • 著者名/発表者名
      佐々木綾子
    • 総ページ数
      240
    • 出版者
      農山漁村文化協会
    • ISBN
      9784540212222
    • 関連する報告書
      2021 実績報告書
  • [図書] 「東南アジアの餅麹になぜ新大陸起源の唐辛子が用いられるのか」横山智編『世界の発酵食をフィールドワークする』2022

    • 著者名/発表者名
      山本宗立
    • 総ページ数
      240
    • 出版者
      農山漁村文化協会
    • ISBN
      9784540212222
    • 関連する報告書
      2021 実績報告書
  • [図書] 「フィールド発酵食品学の創出に向けて」横山智編『世界の発酵食をフィールドワークする』2022

    • 著者名/発表者名
      横山 智・山本宗立・藤本 武
    • 総ページ数
      240
    • 出版者
      農山漁村文化協会
    • ISBN
      9784540212222
    • 関連する報告書
      2021 実績報告書
  • [図書] 「生業と「農村食」:発展途上国における農村生活と食の変化」横山智編『世界の発酵食をフィールドワークする』2022

    • 著者名/発表者名
      小林 知
    • 総ページ数
      240
    • 出版者
      農山漁村文化協会
    • ISBN
      9784540212222
    • 関連する報告書
      2021 実績報告書
  • [図書] 「酵母:人類のために進化し続けてきた微生物」横山智編『世界の発酵食をフィールドワークする』2022

    • 著者名/発表者名
      中川智行
    • 総ページ数
      240
    • 出版者
      農山漁村文化協会
    • ISBN
      9784540212222
    • 関連する報告書
      2021 実績報告書
  • [図書] 「乳酸菌:食を支える微生物」横山智編『世界の発酵食をフィールドワークする』2022

    • 著者名/発表者名
      岩橋 均
    • 総ページ数
      240
    • 出版者
      農山漁村文化協会
    • ISBN
      9784540212222
    • 関連する報告書
      2021 実績報告書
  • [図書] 'Centralization and Standardization of Taste: Dashi in Japan.' In "The cultural politics of food, taste, and identity : a global perspective" A. Diaz and S. Igor eds.2021

    • 著者名/発表者名
      Yoshimi OSAWA
    • 総ページ数
      270
    • 出版者
      Bloomsbury Academic
    • ISBN
      9781350162723
    • 関連する報告書
      2021 実績報告書
  • [図書] 「富を蓄えつつ分配する人びと:エチオピア農耕民の地下貯蔵庫」寺嶋秀明編『生態人類学は挑む2:わける・ためる』2021

    • 著者名/発表者名
      砂野 唯
    • 総ページ数
      296
    • 出版者
      京都大学学術出版会
    • ISBN
      9784814003440
    • 関連する報告書
      2021 実績報告書
  • [図書] 「乳文化からみたパミールの位置:周辺文化との重層性」渡辺悌二・白坂蕃編『変わりゆくパミールの自然と暮らし:持続可能な山岳社会に向けて』2021

    • 著者名/発表者名
      平田昌弘
    • 総ページ数
      414
    • 出版者
      ブイツーソリューション
    • ISBN
      4434272780
    • 関連する報告書
      2021 実績報告書

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公開日: 2021-04-28   更新日: 2024-12-25  

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