研究課題/領域番号 |
21H04382
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
中区分4:地理学、文化人類学、民俗学およびその関連分野
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研究機関 | 立命館アジア太平洋大学 |
研究代表者 |
四本 幸夫 立命館アジア太平洋大学, サステイナビリティ観光学部, 教授 (50449534)
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研究分担者 |
韓 準祐 多摩大学, グローバルスタディーズ学部, 准教授 (00727472)
森重 昌之 阪南大学, 国際学部, 教授 (20611966)
間中 光 追手門学院大学, 地域創造学部, 講師 (30823546)
JONES THOMAS 立命館アジア太平洋大学, サステイナビリティ観光学部, 教授 (50611745)
フンク カロリン 広島大学, 人間社会科学研究科(総), 教授 (70271400)
VAFADARI Kazem 立命館アジア太平洋大学, サステイナビリティ観光学部, 教授 (70628049)
YOUN SeungHo 立命館アジア太平洋大学, サステイナビリティ観光学部, 准教授 (80804757)
越智 正樹 琉球大学, 国際地域創造学部, 教授 (90609801)
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研究期間 (年度) |
2021-04-05 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
38,740千円 (直接経費: 29,800千円、間接経費: 8,940千円)
2024年度: 8,580千円 (直接経費: 6,600千円、間接経費: 1,980千円)
2023年度: 6,760千円 (直接経費: 5,200千円、間接経費: 1,560千円)
2022年度: 8,970千円 (直接経費: 6,900千円、間接経費: 2,070千円)
2021年度: 8,320千円 (直接経費: 6,400千円、間接経費: 1,920千円)
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キーワード | 観光まちづくり / 持続可能な観光 / 過疎地域 / 地域活性化 / 持続可能性 / コロナ禍 / 離島 / 過疎化 / 長期滞在 / DMO / 持続可能 / コミュニティ / 観光 / 地域レジリエンス / 過疎 / 新型コロナ / レジリエンス / 地域再生 / 地域資源 / 観光客誘致 / まちづくり / 自治体 / パンデミック |
研究開始時の研究の概要 |
この研究は、観光で地域の再生を図る人口減少地域のパンデミック時代における持続可能なコミュニティづくりの比較研究で、日本、韓国、英国、ドイツ、イタリア、ニュージーランドを対象とする。地域での新型コロナウイルスの社会経済的影響と、観光での地域再生についてのコロナ後の地域の認識を明らかにする。また、コロナ禍からの地域再生のプロセスを調査し、コロナ後の観光を用いた持続可能なコミュニティのモデルを提示する。
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研究実績の概要 |
2023年度は、観光で地域再生を目指してきた地域でのコロナショックからの回復のプロセスをレジリエンスの概念で理解すること、観光による地域再生についてのコロナ後の地域の認識を把握すること、観光を用いた持続可能な地域再生の特徴を明らかにすることという研究目的を達成するためにデータ収集に力を入れてきた。 具体的には、日本では、静岡県賀茂郡河津町、伊豆市での観光まちづくりと過疎化に関する資料収集と自治体担当者へのインタビュー、沖縄県東村、宮城県栗原市、青森県板柳町での持続可能なまちづくりに関する現地のキーパーソンへのインタビュー、北海道釧路市と沖縄県名護市での長期滞在者と住民の関係性に関する現地調査および釧路市民へのアンケート調査、京都府宇治田原町でのDestination Management Organizations(DMO)や自治体職員等への聞き取り調査、兵庫県市川町、京都府木津川市、亀岡市、和歌山県高野町、大阪府島本町でのコロナ禍からの回復に関する地域レジリエンスの現地調査、長崎県五島市でのコロナ後の復興についての聞き取り調査および離島に対してのオンライン調査、石川県能登半島での地震後の地域レジリエンスに関する聞き取り調査をおこなった。 海外の調査では、ドイツのユネスコ・エコパークに指定されている2地域での聞き取り調査、イギリスでのサイクルツーリズムと地域活性化の調査、イタリアとスペインのフードツーリズムの調査、ニュージーランドとオーストラリアでのコロナ禍に地域がどのように対応したかの現地調査、韓国の4つのコミュニティでの持続可能な地域づくりに関するフィールド調査をおこなった。 今年度はこのようにデータ収集に力を入れ、一部データ分析もおこなうことができた。そして、その分析からいくつか学会発表をすることができた。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
本科研費の研究テーマと研究目的の大きな枠組みの中で、各研究メンバーが具体的な研究テーマを設定し、それに関するデータ収集がアンケート調査、現地での聞き取り調査等により順調に進んでいる。
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今後の研究の推進方策 |
今後の研究の推進方法であるが、ある程度のデータが収集されているので、これまでのデータの分析をおこない、学会での研究発表や論文の執筆をおこなう。また、補足調査、新たな関連するテーマのデータ収集も2024年度の課題である。
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