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新たな光スイッチタンパク質の開発に基づく遺伝子および細胞機能の光操作技術の創出

研究課題

研究課題/領域番号 21H04702
研究種目

基盤研究(A)

配分区分補助金
応募区分一般
審査区分 中区分37:生体分子化学およびその関連分野
研究機関東京大学

研究代表者

佐藤 守俊  東京大学, 大学院総合文化研究科, 教授 (00323501)

研究期間 (年度) 2021-04-05 – 2024-03-31
研究課題ステータス 完了 (2023年度)
配分額 *注記
41,990千円 (直接経費: 32,300千円、間接経費: 9,690千円)
2023年度: 14,690千円 (直接経費: 11,300千円、間接経費: 3,390千円)
2022年度: 14,690千円 (直接経費: 11,300千円、間接経費: 3,390千円)
2021年度: 12,610千円 (直接経費: 9,700千円、間接経費: 2,910千円)
キーワード光スイッチタンパク質 / 光操作 / 遺伝子 / 細胞 / DNA組換え / Cre-loxP / ゲノム / がん治療
研究開始時の研究の概要

本研究では,生体外からの光照射で制御可能な近赤外光スイッチタンパク質を創出すると共に,この新たな基盤技術を用いて極めて高い効率でDNA組換え反応の光操作を実現できる技術を創出し,マウスの脳の各部位や肝臓や心臓等の様々な臓器での遺伝子ノックアウトの検証を行う.さらに,DNA組換え反応の光操作に基づいて,新たながん治療を実現する光駆動型の人工免疫細胞を開発する.

研究成果の概要

生体深部で生起する生命現象の光操作を可能にする基盤技術として,生体組織透過性が高い赤色光の照射でタンパク質の働きをコントローすることができる新たな光スイッチタンパク質を開発した.さらに,この赤色光スイッチタンパク質をDNA組み換え酵素(DNAリコンビナーゼ)と組み合わせることで,赤色光でDNA組み換え反応をコントロールすることができる新たな技術を開発し,当該技術が生体外からの非侵襲的な光照射によってマウスの生体の深部に位置する臓器でのDNA組み換え反応をコントロールできることを実証した.この新しい光スイッチタンパク質は,生命現象の光操作の応用可能性を大きく広げることが期待される.

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究では,生命現象の光操作の基盤技術として,新たな光スイッチタンパク質を開発するとともに,当該の光スイッチタンパク質を応用したDNA組換え反応の光操作技術を開発した.本研究の成果は,生命現象の解明や,遺伝子疾患や細胞治療など生命科学・医学分野を含む幅広い研究分野において役立つことが期待される.

報告書

(2件)
  • 2023 研究成果報告書 ( PDF )
  • 2021 審査結果の所見

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公開日: 2021-04-28   更新日: 2025-01-30  

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