研究課題
基盤研究(A)
ゲノム解析技術の著しい進歩により、突然変異が原因となり次世代に引き継がれる遺伝性疾患が数多く同定され、10,000種以上存在すると推測されている。出生前診断等遺伝子診断の発展により、ダウン症を始めとする様々な難治性遺伝病の診断が胎児又は新生児期に判明する時代になりつつあるが、現状で有効な治療法は少なく、対症療法のみである。本研究課題では、マウス胎児期での脳ゲノム編集機構を明らかにすることで、神経疾患治療における臨界期で高効率な遺伝子修復を行える画期的な遺伝病治療法の確立を目指す。