| 研究課題/領域番号 |
21H04818
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| 研究種目 |
基盤研究(A)
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| 配分区分 | 補助金 |
| 応募区分 | 一般 |
| 審査区分 |
中区分52:内科学一般およびその関連分野
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| 研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
川上 秀史 広島大学, 原爆放射線医科学研究所, 教授 (70253060)
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| 研究分担者 |
六車 恵子 関西医科大学, 医学部, 教授 (30209978)
宮本 達雄 山口大学, 大学院医学系研究科, 教授 (40452627)
久米 広大 広島大学, 原爆放射線医科学研究所, 准教授 (20592314)
倉重 毅志 独立行政法人国立病院機構(呉医療センター臨床研究部), その他部局等, 医師 (20710627)
多田 有似 広島大学, ゲノム編集イノベーションセンター, 特任助教 (90881285)
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| 研究期間 (年度) |
2021-04-05 – 2025-03-31
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| 研究課題ステータス |
完了 (2024年度)
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| 配分額 *注記 |
42,120千円 (直接経費: 32,400千円、間接経費: 9,720千円)
2024年度: 8,970千円 (直接経費: 6,900千円、間接経費: 2,070千円)
2023年度: 8,190千円 (直接経費: 6,300千円、間接経費: 1,890千円)
2022年度: 8,970千円 (直接経費: 6,900千円、間接経費: 2,070千円)
2021年度: 15,990千円 (直接経費: 12,300千円、間接経費: 3,690千円)
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| キーワード | 筋萎縮性側索硬化症 / LRP12 / TDP-43 / iPS細胞 / リピート伸長 / ロングリードシーケンサー / リピート / 原因遺伝子 / 眼咽頭遠位型ミオパチー |
| 研究開始時の研究の概要 |
筋萎縮性側索硬化症(ALS)は、根本的な治療法が確立されていない神経難病であり、原因の解明、根本的治療法の開発が求められている。我々は、阿蘇山麓由来のALSの2家系から第3世代シーケンサーであるロングリードシーケンサーを用いて、リピートの伸長を見出した。病的意義をiPS細胞、モデルマウスで明らかにする。また紀伊のALSや広島コホートにおいてもロングリードシーケンサーにより新規原因遺伝子を明らかにしていく。
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| 研究成果の概要 |
筋萎縮性側索硬化症(ALS)は、運動神経の変性により、四肢の筋力低下、呼吸筋麻痺をきたす神経変性疾患です。私達は、家族性ALSの2家系を対象にロングリードシーケンサーによる全ゲノム解析を行い、ALS発症者がLRP12遺伝子の5’非翻訳領域のCGGリピート伸長を有していることを見出した。これらの患者のCGGリピート長が100リピート以下であり、通常100リピート以上である眼咽頭遠位型ミオパチー 患者より短いリピート伸長であることを発見した。さらに紀伊のALS患者において、欧米で多く日本では極めて稀なC9orf72の遺伝子のリピート伸長が、少なからず存在することを明らかにした。
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| 研究成果の学術的意義や社会的意義 |
難病で知られる筋萎縮性側索硬化症の原因遺伝子の一つを同定しました。本研究で同定したLRP12遺伝子のCGGリピート伸長に対する遺伝子治療の開発を行うことにより、ALSの一部が治療可能となる可能性があります。また、CGGリピート伸長がリン酸化TDP-43の細胞質内局在をきたす機序を解明すれば、LRP12遺伝子以外の原因によるALSの病態の解明や治療法の開発につながる可能性があります。難病の治療に大きく貢献する可能性があります。
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