研究課題/領域番号 |
21H04830
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
中区分55:恒常性維持器官の外科学およびその関連分野
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
谷口 英樹 東京大学, 医科学研究所, 教授 (70292555)
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研究分担者 |
久世 祥己 東京大学, 医科学研究所, 特任研究員 (70837806)
村田 聡一郎 横浜市立大学, 医学部, 准教授 (40436275)
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研究期間 (年度) |
2021-04-05 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
42,510千円 (直接経費: 32,700千円、間接経費: 9,810千円)
2023年度: 10,790千円 (直接経費: 8,300千円、間接経費: 2,490千円)
2022年度: 13,130千円 (直接経費: 10,100千円、間接経費: 3,030千円)
2021年度: 18,590千円 (直接経費: 14,300千円、間接経費: 4,290千円)
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キーワード | iPS細胞 / オルガノイド / 肝臓 / iPS |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は、我々が世界に先駆けて開発に成功したヒトiPSC肝臓オルガノイドの創出法を大きく発展させることにより、血管吻合移植可能なヒト臓器創出技術の開発を目指すものである。すなわち、ヒトiPS細胞からの大血管創出技術などの要素技術開発を行い、大血管が付与されたオルガノイドを対象とした還流培養システムの開発を進めることにより、in vitroにおけるヒト臓器創出のための基盤的な研究プラットフォームの構築を試みる。
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研究成果の概要 |
本研究はヒト臓器の人為的創出法の確立を目指し、ヒトiPS細胞由来大血管(ヒトiPSC大血管)を有するオルガノイド創出法の開発を目的とした。 (成果については現時点では公表を控え後日再提出する。)
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
移植医療においてはドナー臓器の供給に明らかな限界が存在し、移植待機人数と実施件数の間に大きな解離が生じているのが現状である。当研究室では、世界に先駆けてヒトiPS細胞からオルガノイドを人為的に再構成する方法の開発に成功しており、ヒトiPSCオルガノイドを用いた移植医療の実現化に向けて、様々な技術開発を推進している。本研究では、オルガノイド作製技術を応用したヒト臓器創出法の開発を目指して、オルガノイド培養に関連する新規基盤技術を構築した。本技術は、我々が研究対象としている肝臓のみならず、膵臓や腎臓など全ての臓器に適応することが可能であり、極めて高い波及効果が期待される。
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