研究課題/領域番号 |
21H04832
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
中区分55:恒常性維持器官の外科学およびその関連分野
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
米満 吉和 九州大学, 薬学研究院, 教授 (40315065)
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研究分担者 |
原田 結 九州大学, 薬学研究院, 准教授 (00608507)
和田 健一 九州大学, 薬学研究院, 特任准教授 (20525919)
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研究期間 (年度) |
2021-04-05 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
42,510千円 (直接経費: 32,700千円、間接経費: 9,810千円)
2023年度: 12,220千円 (直接経費: 9,400千円、間接経費: 2,820千円)
2022年度: 12,220千円 (直接経費: 9,400千円、間接経費: 2,820千円)
2021年度: 18,070千円 (直接経費: 13,900千円、間接経費: 4,170千円)
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キーワード | NK細胞 / Memory-like NK / Emergency NK / NK様細胞 / Memory like NK / Licensing |
研究開始時の研究の概要 |
我々はNK細胞の増幅培養技術を開発、開発コード:GAIA-102と命名、2021年の治験開始へ向け治験用製品を製造中である。一方、GAIA-102は既知のNK細胞のいずれのフェノタイプとも異なり、その特徴から ‘Emergency NK’という全く新しい観点から研究を進めて来たが、その過程でGAIA-102が ‘memory-like NK’と呼ばれる新しいNK細胞のカテゴリーを満たす(同一ではない) ことを見出した。本研究では、この‘Emergency NK’の生物学的な意義とその特性を特にmemory-like NKとの異同の観点から解析し、臨床応用のための基盤データを取得する。
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研究実績の概要 |
Washington大学のグループより初めて報告された「サイトカイン(IL-12/15/18)誘導性 memory-like NK」は、それ以前に報告されていたヒトサイトメガロウイル ス(CMV)再感染 に対するNK細胞の即応性(即時型の強力なインターフェロンγ:IFN-g産生)を指標として同定されたが、このmemory-like NKとGAIA-102には、通常の活性化NK細胞にはほとんど発現が無い/微弱である活性化分子群(NKp30/NKp44など)やケモカイン受容体群(CCR5/CCR6/CXCR3など)の発現レベル・パターンについて類似性があり、加えてGAIA-102にはmemory-like NKと同様に、IL-12/15/18刺激に対する強力な即時型のIFN-g産生を示すことを明らかにし、特許取得済みのGAIA-102の培養系のアドバンテージを最大に活かすことにより、これまでの知見を更に網羅的に拡張した。 このmemory-like NKの培養技術を開発したWashington大学のグループは、治療抵抗性急性骨髄性白血病(AML)への初期試験(Phase I)で完全寛解57%、更にその改変 レジメンにて驚くべきことに完全寛解100%(AML 15例)を得たことを発表している。本研究では、我々の提唱する‘Emergency NK’(GAIA-102)の生物学的な意義とその特性を、特にmemory-like NKとの異同の観点から解析し、臨床応用のための基盤データ取得を進めている。特にMethylation assayの結果からは、GAIA-102がMemory-like NKのphenotypeを更に活性化したstateである可能性が示唆されるなど、GAIA-102の生物学的な位置付けに迫る結果が得られつつある。
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現在までの達成度 (段落) |
令和5年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
令和5年度が最終年度であるため、記入しない。
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