運動応答性マイクロRNAによる寿命の制御

• 研究課題/領域番号: 21H04864
• 研究種目: 基盤研究(A)
• 配分区分: 補助金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 中区分59:スポーツ科学、体育、健康科学およびその関連分野
• 研究機関: 早稲田大学
• 研究代表者: 秋本 崇之 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 教授 (00323460)
• 研究期間 (年度): 2021-04-05 – 2025-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2023年度)
• 配分額: 42,380千円 (直接経費: 32,600千円、間接経費: 9,780千円); 2023年度: 7,800千円 (直接経費: 6,000千円、間接経費: 1,800千円); 2022年度: 9,100千円 (直接経費: 7,000千円、間接経費: 2,100千円); 2021年度: 17,680千円 (直接経費: 13,600千円、間接経費: 4,080千円)
• キーワード: ノンコーディングRNA / 骨格筋 / フレイル / 老化 / Progeria / マウス / 発生 / 寿命

研究開始時の研究の概要

これまでにいくつかの老化仮説が提案されているが，ヒトの老化を完全に説明できる仮説は存在せず，老化の原因はいまだに解明されていない．最近，申請者らが作製したあるmiRNAの欠損マウスが「老化加速」表現型を呈することを偶然見出した．このマウスはおよそ正常に発生するが，生後の成長遅延を認め，脱毛，脊椎後弯症および虚弱などの老化関連病態を呈し，通常の野生型マウスに比べ寿命が1/2-1/3程度と極端に短い．
本研究では，偶然見出されたこのmiRNA欠損マウスの老化加速表現型を詳細に解析し，その機序を検討する．