• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

現代日本におけるライフスタイル・マイグレーションの進展による地域再編のメカニズム

研究課題

研究課題/領域番号 21J10840
研究種目

特別研究員奨励費

配分区分補助金
応募区分国内
審査区分 小区分04020:人文地理学関連
研究機関筑波大学

研究代表者

鈴木 修斗  筑波大学, 生命環境科学研究科, 特別研究員(DC2)

研究期間 (年度) 2021-04-28 – 2023-03-31
研究課題ステータス 完了 (2022年度)
配分額 *注記
1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
2022年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
2021年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
キーワードライフスタイル・マイグレーション / 移住 / 地域再編 / アメニティ・マイグレーション / 現役世代 / 移住者 / 実践 / 人文地理学
研究開始時の研究の概要

本研究は,現代日本におけるライフスタイル・マイグレーションの進展による地域再編のメカニズムをフィールドワークを通じて実証的に明らかにする.とくに,移住者のライフスタイルが地域再編に果たす役割に着目する.その際,欧米圏のライフスタイル・マイグレーション研究の方法論を導入し,移住者自身の「実践」という観点から分析を行う.さらに地域再編の状況を統計資料の分析や現地調査の総合的な検討から解明し,移住者のライフスタイルとの係わりから検討する.これらの分析を複数事例で行い,その一般性と特殊性を考察することから,現代日本におけるライフスタイル・マイグレーションの進展による地域再編のメカニズムを議論する.

研究実績の概要

2022年度は(1)首都圏外縁部のリゾート地域における現役世代のライフスタイル・マイグレーションの特性に関する研究,(2)離島地域における地域おこし協力隊のライフコースとキャリアに関する研究,(3)地方都市における商店街のリノベーションと移住者コミュニティに関する研究に取り組んだ.(1)については事例地域の研究をまとめ,2023年3月に筑波大学に博士論文を提出した.軽井沢町の事例についてはこれまでの分析をもとに得られた研究結果をまとめて学術誌『地理学評論』に掲載された.(2)については,香川県土庄町での調査を踏まえて,学術誌『人文地理学研究』に掲載された.(3)については,栃木県那須塩原市において2022年4月から7月にかけて断続的に調査を行った.
これまで研究を続けてきた,首都圏外縁部のリゾート地域における現役世代のライフスタイル・マイグレーションに関する研究をとりまとめ,博士論文として提出できたことは大きな進展である.また,昨年度の実施が困難であったフィールドワークを実施し,土庄町,那須塩原市において成果が得られたことから,期待通り研究が進展したといえる.さらに,学術誌2本への掲載がなされたことも大きな成果である.

現在までの達成度 (段落)

令和4年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

令和4年度が最終年度であるため、記入しない。

報告書

(2件)
  • 2022 実績報告書
  • 2021 実績報告書
  • 研究成果

    (4件)

すべて 2023 2022

すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 1件、 オープンアクセス 1件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] 軽井沢町およびその周辺の新興別荘地区における現役世代のアメニティ移住2023

    • 著者名/発表者名
      鈴木修斗
    • 雑誌名

      地理学評論 Series.A

      巻: 96 ページ: 1-32

    • 関連する報告書
      2022 実績報告書
    • 査読あり
  • [雑誌論文] 香川県土庄町における地域おこし協力隊員のライフコースとキャリア2023

    • 著者名/発表者名
      鈴木修斗・薄井 晴・川添 航・坂本優紀・中山 玲・王 倚竹・付 凱林・劉 逸飛・綾田泰之・杉谷大樹・松井圭介
    • 雑誌名

      人文地理学研究

      巻: 41 ページ: 69-75

    • 関連する報告書
      2022 実績報告書
  • [雑誌論文] 牛久沼湖畔集落における複合的生業形態の変容と環境利用の動態―茨城県牛久市新地地区を事例として―2022

    • 著者名/発表者名
      鈴木修斗・瞿 芳馨・山下書子・魏 広森・前野祐里奈・吉野広人・YU Weihe・松井圭介
    • 雑誌名

      地域研究年報

      巻: 44 ページ: 95-122

    • 関連する報告書
      2021 実績報告書
    • オープンアクセス
  • [学会発表] SNSデータからみた「移住」の表象とその特徴-現代日本における「移住」概念の整理にむけて-2022

    • 著者名/発表者名
      鈴木修斗
    • 学会等名
      2022年日本地理学会春季学術大会
    • 関連する報告書
      2021 実績報告書

URL: 

公開日: 2021-05-27   更新日: 2024-03-26  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi