研究課題
特別研究員奨励費
大環状ペプチドは薬剤の新たなモダリティとして近年注目を集めている。一方大環状ペプチドには血中安定性が低いなど薬剤としての問題点もあり、これらが薬剤としての研究上・実用上の障壁となっている。本研究では大環状ペプチドに小さな蛋白質であるユビキチンを融合させることで大環状ペプチドの問題点を克服するという、新たな手法の開発を目指す。大環状ペプチド創薬と蛋白質工学をより強固に融合させる本研究の手法により、大環状ペプチドを用いた創薬研究の可能性をより広げることを目指す。