研究課題/領域番号 |
21K00234
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分01070:芸術実践論関連
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研究機関 | 名古屋市立大学 |
研究代表者 |
中川 隆 名古屋市立大学, 大学院芸術工学研究科, 准教授 (60631124)
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研究分担者 |
古川 聖 東京藝術大学, 美術学部, 教授 (40323761)
大村 英史 東京理科大学, 創域理工学部情報計算科学科, 講師 (90645277)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2023年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2022年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2021年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 複合現実 / 視聴触覚体験 / 遠隔コミュニケーション / XR / 体験デザイン / メタバース / Mixed Reality / メディアアート / 芸術表現 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は研究代表者らによる2018-2020年度実施の基盤研究(C)「複合現実における空間音描手法の開拓」に直接接続し、当手法を拡張・展開させるものである。具体的には前研究成果を基盤に、1)遠隔通信に特化した新手法の構成的検討、2)半導体熱電素子・筋電気刺激等を用いた空間音描に触れることを可能にするデバイスの開発、3)1, 2の作業の統合による複数人参加型遠隔空間音描手法の構築、および、4)行動認識アルゴリズムを用いた体験者の動作の定量的抽出を実施し、表現手法の実装と分析データ面の双方から新規空間音描手法の特質を明らかにする。
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研究成果の概要 |
本研究は、研究代表者らによる2018-2020年度実施の基盤研究(C)「複合現実における空間音描手法の開拓」に直接接続し、この手法を拡張・展開させるものである。具体的には、前研究成果を基盤に、1)遠隔通信に特化した新手法の構成的検討、2)半導体熱電素子や筋電気刺激などを用いた空間音描に触れることを可能にするデバイスの開発、3)1および2の作業の統合による複数人参加型遠隔空間音描手法の構築、4)行動認識アルゴリズムを用いた体験者の動作の定量的抽出を実施し、表現手法の実装と分析データ面の双方から新規空間音描手法の特質を明らかにすることを目的とした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、近年の芸術分野における重要なコンテクストの一つである“ポスト・インターネット”以降の芸術表現やコロナ禍以降のコミュニケーションのあり方について、その可能性を示すことを意図している。仮想と現実が多元的かつ複雑に融合する社会におけるあらゆる表現行為や他者との関係性について思索する場として、また、MR社会実装に向けて具体的かつ実践的な事例を提供することができたと考える。
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