研究課題/領域番号 |
21K00503
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分02060:言語学関連
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研究機関 | 高知大学 |
研究代表者 |
古閑 恭子 高知大学, 教育研究部人文社会科学系人文社会科学部門, 教授 (90306473)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2025年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2024年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2023年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2022年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2021年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | アカン語 / アカン諸語 / 名詞 / 名詞の類別 / 中央タノ小語群 / ビア諸語 |
研究開始時の研究の概要 |
世界の多くの言語で、所有構文において2グループ以上の名詞の対立が見られ、類型論的研究がなされているが、アフリカ諸言語については比較的研究が少ない。一方で、アフリカ諸言語の名詞の類別には他と異なり音韻面により違いが現れるという特徴があり、通言語的、類型論的にも取り組まなければならないテーマである。本研究は、応募者がこれまで取り組んできた中央タノ小語群のアカン語(アカン諸語)、ンゼマ語、セフィ語(それぞれビア諸語)に加え、3言語以外の中央タノ小語群の4言語の名詞、派生語と所有構文の資料収集、分析を通して、中央タノ小語群諸言語の名詞の類別の比較対照研究を行う。
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研究実績の概要 |
コロナ禍で、予定していた現地調査がほとんどできなかった。その代わりに、日本に在住するアフリカ人に協力いただき、アカン語の調査を行った。その成果として、本年度、学会発表1件(日本言語学会)、論文発表2件(語学研究所論集)を行った。また、2022年より東外大オープンアカデミーの「アカン語」をネイティブスピーカーと一緒に担当している。受講生は主に協力隊・研究者で、研究成果が社会貢献につながっていると思う。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
コロナ禍で、予定していた現地調査がほとんどできなかったため。
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今後の研究の推進方策 |
今年は、6年ぶりに現地調査を実施したいと思っている。現地の研究者とも相談しながら、これまで研究のほとんどなされていないアカン諸語の言語の調査に着手したいと思っている。
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